実母との「生き地獄」から抜け出した年収400万・52歳男性、父親として今、心に誓うこと
イチオシスト
回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年1月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回、エピソードを紹介する52歳男性はアンケートの回答者。回答者の男性のプロフィールは以下の通りです。
回答者本人:52歳男性
居住地:千葉県
同居家族:妻(47歳)、子ども(10歳)
回答者の職業:倉庫作業員(正社員)
配偶者の職業:無職
現在の世帯年収:約400万円
住居形態:分譲マンション
金融資産:貯蓄500万円
母子家庭で育った男性、困窮した母親は借金がかさみ……
千葉県の分譲マンションで47歳の妻、10歳の子どもと暮らす52歳の会社員男性。年収は400万円ほどで、今は平穏な暮らしをしていますが、過去に実母の借金に苦しめられた経験があるそうです。

男性は母子家庭で育ちました。男性の母親は金銭的に困窮し、借金を重ねていたと言います。母親は男性に対し、借金の中身を言わないため「何にいくら借金があるのかわからない状態」でした。
それでも、既に働いていた男性は「自分が何とかしなきゃいけない」と、母親に言われるがままに自分の給与からお金を貸し続けていたそう。その総額は200万円前後に上りました。
ところが、さらなる最悪の事態が男性を襲います。
母親がクレジットカードを無断使用、自転車操業の一歩手前に

あるとき、更新用のクレジットカードが手元に届かないのに、お金が引き落とされていることを不審に思った男性。クレジットカード会社に問い合わせたところ、母親の無断使用が発覚します。
母親は自宅に届いた男性の更新用クレジットカードを勝手に使い、男性名義で借金を作っていました。「自分自身は当時でも収入は平均より多くありましたが自転車操業一歩手前まで追い詰められた」と振り返る男性。
母親自身は全く悪びれた様子もなかったことに加え、男性には、女手一つで自分を育ててくれた母親を助けなければ、という使命感、さらに「身内の恥」という気持ちもあり、誰にも相談できなかったと言います。
「正直私の人生はこの人(母親)の借金を返すだけで終わるのかなと漠然と考えていました。生き地獄ってやつなんでしょうね」と当時の苦しい気持ちを明かしました。
当時は恋人だった今の妻が「洗脳状態」だった男性の目を覚ましてくれた

「親子だからというある種の洗脳状態だった」とも語る男性の苦しい日々を変えてくれたのは、当時付き合っていた恋人、今の妻でした。彼女が男性と母親の間に入ってくれたことで「今の状況が普通でなく異常な状態である」と、ようやく気付いたと言います。
さらに、男性が当時働いていた会社でタイミングよく募集があったことも功を奏しました。「(母親を)入社させ毎月きっちりと給与から払ってもらい無事に私名義での親の借金は終わりました」と男性。
また、それ以外のカードの無断使用がないかについても「信用情報会社に問い合わせをして問題なく無事に終わりました」と振り返ります。
母親名義の借金はまだ残っているそうですが、昔とは違い、母親の借金には関わらないようにしている様子です。「本人がプライドが高くどうしても言わないので放っています」と男性。妻のおかげもあって、ようやく“生き地獄”の日々から抜け出せました。
そんな男性が今、心に固く誓っていることがあります。それは「自分の子供には今後自分の生活がどれだけきつくなろうとたかるような真似はしない」ということ。自分の母親を反面教師に、10歳の子どもを育てる父親としての日々を送っています。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年1月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
記事提供元:ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
