ついつい人に合せてしまうのはどうして?【社会心理学】
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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集団凝縮性の高い集団ほど同調が起きやすい
同調が起きやすい要因として、「自分以外の全員の意見が一致している」という全員一致の圧力のほかに、グループの「集団凝縮性」の影響も指摘されています。
集団凝縮性とは、集団と個人の結びつきの強さのことで、集団凝縮性が高い、すなわちメンバー同士の結びつきの強い集団ほど、グループの結束を乱したくないという心理が働きやすく、結果として同調も起こりやすい傾向にあります。
実際、高校生を集団凝縮性の高い仲良しの4人グループと、そうでもない4人グループにわけ、重要度の異なるさまざまな社会問題について各自に賛否のスイッチを押させる実験では、そうでもないグループに比べて、集団凝縮性の高い仲良し4人組のほうが同調しやすいという結果が出ました。こうした同調は、その集団に対して自分が価値や魅力を感じているほど、起きやすいとされています。
また、同調には「情報的影響」と「規範的影響」のふたつがあるとする考え方もあります。 情報的影響とは他者の判断を有用だと考えて自分の考えに取り入れることです。
ある商品を購入する際に、ネットのレビューで評価の高い商品を選択するといったことがこの情報的影響に当たります。
もうひとつの規範的影響とは、「他の人から嫌われたくない」とか「集団の輪を乱したくない」という心理から行う同調のことです
たとえば「本心では別の意見があるにも関わらず、批判を恐れてつい多数派の意見に合わせてしまった」というのは、規範的影響のひとつと言えます。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学』監修:亀田達也
記事提供元:ラブすぽ
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