【ニトリ】4,990円で10通りの調理!?冬キャンプ・車中泊の“とある不安”も解決してくれた救世主がこちら
イチオシスト
記事中画像撮影:筆者
ニトリがまたやった! 5,000円以下の優秀ギア降臨

冬キャンプの醍醐味と言えば、やっぱり熱々のメニューをぬくぬくの幕内で味わうこと。
けれど、幕内の調理には、メーカー規定の火器以外の使用は、基本的にNG。なので、一酸化炭素中毒のリスクが高い炭火に限らず、ガスコンロの使用も本来は自己責任となってきます。
そこで、幕内で堂々と使えるのはもちろん、車中泊なんかにも便利な電気調理器のいいヤツないかな〜と、例のごとくニトリパトロールへ出発!

そこで見つけたのが、「1台10役マルチ調理ポット」。名前の通りこれ1台で10種もの調理ができるという、「お、キャンプに向いてそうじゃんオマエ」的なニオイがプンプンするギアです。
価格は4,990円(税込)で10役をこなすのだからコスパも相当なもの。ソロキャンプにもちょうどいい小ぶりサイズのコイツを、今回はレビューしてみます!
10役はマジか?本体を詳しくチェック!
10役の内訳とは…?

本体を詳しくチェックする前に、まずは気になる謳い文句の「10役」の内訳を見てみましょう。
商品の箱には「煮る」「蒸す」「茹でる」「揚げる」「炒める」「炊く」「温める」「保温」「和える」「ガス火調理」と記載があります。
正直「和える」あたりは微妙じゃん、とか、「ガス火調理」をそこに混ぜる? 的なツッコミも入れたくなりますが、1台でこれだけマルチに使えるって、やっぱりキャンプに便利そうですよね。
セット内容は4点

それでは、この10役をどうこなせるのか、セット内容からチェック!
画像左上から時計回りに、「ふた」「本体」「なべプレート」「蒸し皿」の4点がセット。土台となる「本体」がヒーターになっており、そこへ「なべプレート」をセットして使います。

「なべプレート」を「本体」にのせたサイズは、約幅259×奥行215×高さ212mm、重さは約1.8kg。
ソロにはちょうど使い勝手が良さそうな小ぶりなサイズ感です。デュオでもギリギリいけるぐらいでしょうか。

地味にすごいのが、「なべプレート」は単体でガス火調理にも使える点。持ち手が樹脂なので、炭や焚き火調理はリスキーですが、ガス火調理に別の鍋を用意せずに済みますね。
「なべプレート」を含め、「本体」以外のパーツはすべて丸洗いもOKなので、お手入れも簡単。

内側には300~1800mLまで100mL単位の目盛り付き。計量カップ不要なので、炊飯なんかもやりやすそう。

「ふた」両サイドには大小2種の湯切り穴があり、パスタや野菜を茹でた後も、ザル要らずで湯切りが完了。装備も洗い物も減って、この辺りもまさにキャンプ向きと言えますね。

そして付属の「蒸し皿」には卵を置けるくぼみ付き。ゆで卵が簡単に作れる仕様なんです。もちろん温野菜や茶碗蒸しにも使えます。
しかも、両サイドに折り畳み式のハンドル付きなのが優秀! ここを持てば、深さがある「なべプレート」の中へ、手を火傷することなくスムーズにセットできるんです。
消費電力は1,000Wのハイパワー

そして本体はというと、定格電圧がAC 100V 50/60Hz、定格消費電力は1,000Wと、なかなかのハイパワー。キャンプでは1,000W以上に対応するポータブル電源か、電源サイトが必要です。
銀色の部分が全部ヒーターなのもいかにもパワーありげ。実際、小さめの家庭用IHコンロレベルで、1人暮らしならこれ1台で調理のすべてをカバーできそう。
正面のダイヤルではON/OFFの切り替えと、保温~230℃まで、無段階で温度調節が可能です。

なお、使わないときは、ケーブルを底面裏側にスマートに収納できます。さすがニトリ。
すべて鍋にまとまるのが最高!

もう1点、特にキャンプ向きだなーと思うのが、本体と蒸し皿はスッポリと鍋の中に収まって、そのままフタも閉まること。
サイズは約幅259×奥行215×高さ139mmと、鍋1つ分の容積で済むんです。自宅での置き場所にも困らないし、携行時もコンパクトでスムーズ。

ただし、屋外へ携行して使う仕様ではないため、収納ケースは付属していません。
何か適当なケースはないかと家中を探しましたが、SOTO「10インチ ステンレスダッチオーブン」のケースではご覧のようにスッカスカ。
ともかく、「1台10役マルチ調理ポット」のコンパクトさだけは伝わりますでしょうか。
関連記事:SOTOのダッチオーブン(ハーフサイズ)を5年間使い続けて分かったこと【私的神アイテム】
いよいよ実戦投入してみるぞ
さて、実際のキャンプを想定して使い倒してみます! 「ガス火調理」「茹でる」「温める」「煮る」「炊く」「和える」「蒸す」「揚げる」と、幅広く使ってみますよ!
ランチにパスタを作る

まずは、設営直後の昼ごはんに最適な簡単料理といえばパスタ。
とりあえず「ガス火調理」をするため、「なべプレート」をイワタニ「フー・BO EX」に乗せて使用します。まあ感覚的には単なる鍋ですな。
関連記事:この名品知ってる?「イワタニ」の最強火力カセットこんろで、炒飯が別次元のウマさになったぞ【私的神アイテム】

「なべプレート」には1.5L程度の水を沸騰させていますが、適度な深さがあるので、パスタは折らずに茹でられます。単に小さいだけではないこの形状は、本当にソロ向きです!
レトルトのパスタソースも一緒に湯煎するべく、消毒済みジップロックで封をしてドボン。

湯切り穴は「ふた」の両サイドに大小2種ありますが、穴の小さい方がパスタ向きです。ざるが不要なのは、やはりキャンプではかなり便利ですね。

しかもですよ。お湯だけ捨てられるということは、茹で上がったパスタをそのまま「なべプレート」内で調理できるワケです。
この中でパスタソースを「和える」と食器も不要だし、ペペロンチーノのような「炒める」調理も1つの鍋で続けて行えます。いやこれ、他にこんなことできるギア今までなかったよね……。
夜はしっぽり1人鍋をつつく

ここからはいよいよ、電気調理器としての真価を試しましょう。冬場、夜は幕内に籠るので、一酸化炭素発生リスクがないのがありがたい。車中泊でも便利ですし。
ポータブル電源はBLUETTI「AORA80」をチョイス。容量は768Whながら出力は1,000Wあるモデルです。
どちらも、ユニフレーム「焚火テーブルラージ」にすんなり乗りました。

撮影時は年明け直後ということで、ここはすき焼き一択。深さがあると鍋の中のレイアウトも簡単! 吹きこぼれもまず心配なさそうです。では実際に調理してみますと……、

なんとなんと、たったの10分かからずバッチリ「煮込み」が完了! とにかく加熱が早く、ガスでも使っているのかと思うほどのスピード感でした。
さらに、安全のためのサーモスタットが効いており、定期的にヒーターが停止。そのため電力消費もさほど深刻ではなく、フルパワー設定でもポタ電の残量は余裕の79%。
これなら就寝時の電気毛布などとも兼用で使えそうですね。
朝は蒸し調理で時短

朝は「蒸す」を試してみます。
「なべプレート」を「本体」にセットし、水を100mlほど入れてから「蒸し皿」を使って肉まん・卵・ブロッコリーを一気に蒸し調理します。
品数のバランスも良いのに余分な洗い物も出ず、この手軽さはすばらしいですね~。

蒸し料理は火力調整も不要だし、朝の忙しい時間帯にも最適。約9~10分でご覧の仕上がりです! 卵は10分で完全な固ゆで。9分で半熟気味というところ。
翌朝もポタ電の電力が残っていれば「本体」のヒーターを、電力不足ならガスコンロを使えば良し。この辺のチョイスの柔軟性も、キャンパーにはうれしいポイントですね。
家ではどう活用しよう?
串揚げが良さそう!

卓上でいろいろ調理できるのは、家でも便利です。とはいえ、3人家族の筆者宅では、鍋物をするにはちょっとサイズが小さめです。
10役のどの調理が家族向きか考えてみたところ、串揚げが良さそう。
ヒーター本体が230℃まで上がるスペックなので、冷凍の串カツをどんどん揚げていきます。

ちょっとずつ(最大で5~6本詰め込みました)しか揚げられないのは少し工夫がいりますが、美味しく揚がるのは間違いないです。深底形状なので油はねも少なめですし。
強いていうと、バットや油切りは自分で用意しないといけないので、この点は注意です。
ついでに「炊飯」も試したが…

ついでに「炊飯」にもトライ。30分ほど米を浸水させれば、十分美味しく炊けました! 画像は1合を10分炊いて少し蒸らした状態。少しおこげができています。
ただ、フツウに鍋で炊飯するのと同様、適切な加熱時間や温度調節の判断は自分次第。蓋がガラス製なので、中の様子を見ながらコツを掴むといいですね。
また、このまま「保温」もできるのが便利。ニトリのホームページでは、この「保温」機能をチーズフォンデュに活用する方法が紹介されていましたよ。
気になった点は…
説明書がざっくりすぎる

「10役使える」が触れ込みですが、10役それぞれの具体的な実践方法の記載がマニュアルに無いのは、料理初心者向けとは言い難い気がします。
特に「炊飯」に関してなど、鍋で炊いた経験がない人にはかなりハードルが高そう。できれば、活用法をまとめたレシピブック的な物が欲しいところですね。
ヒーター部がいつまでも冷めない!

「本体」底面の防熱対策はかなりしっかりしており、調理後にテーブル天板を触っても、まったく熱くなっていませんでした。
一方で、ヒーター部分はいつまでも温度が下がらず。この日、気温は10℃以下で風もあったのに、15分放置してもまだ触れないレベルの熱さ……。
よく言えば蓄熱性が高いのですが、朝の撤収時など、急いでいるときには少々困り物。また、火傷にも十分注意が必要です。
ソロに最適。高コスパのマストバイアイテム!

10役を効率良くこなすのに、よく考えられた形状や機能性など、さすがのニトリ。5,000円以下とは思えぬ実力派ギアだった「1台10役 マルチ調理ポット」。
電気でもガスでも使えるハイブリッド仕様に加え、収納性も高く、10種のマルチな調理対応は猛烈にソロキャンパー向けと言えるでしょう。
「何を作るか決めていない」なんてときも、これとポタ電さえあれば、たいがいのものは幕内で作れてしまいます。料理好きソロキャンパーなら断然マストバイな、大当たりのギアでした!
1台10役 マルチ調理ポットニトリ

✔️こちらの記事もおすすめ
関連記事:そこまで機能を詰め込むか!「ニトリ」の“4WAYまな板”が、ご期待以上の代物でした
関連記事:【数量限定】ユニフレーム名品が復活!酒好きオヤジが辿り着いた冬キャンプの最適解がこちら
記事提供元:CAMP HACK
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
