【子育て世代の通信費事情】月5,000円未満が主流、月額料金を重視する家庭が大半
今や小学生もスマホを持っていてもおかしくない時代だが、一方で通信費の負担は増加しており、特に出費が多い子育て世代は家計のやりくりに四苦八苦しているだろう。「そもそも我が家の通信費は妥当なのか?他の家庭はどうなの?」と気になる人に、興味深い調査結果をご紹介。子育て世代の通信量に関する調査によると、通信料の月平均額は、1人あたり「5,000円未満」が半数以上であることがわかった。
家族1人あたり5,000円未満が半数。一方で1万円以上の人も
格安SIMの『りゅうきゅうモバイル』を運営するSATOUKIBIは、2024年3月28日~29日、全国の20代~40代の子育て世代である男女1,036人(3~4人家族・高校生以下のお子さんがいる方が対象)に、「子育て世代の通信料」に関する調査を実施した。
「家族1人あたりの通信料月平均額はいくらくらいですか?」という質問に対し、「3,000円未満」が25.4%、「3,000円~5,000円未満」が27.2%と、5,000未満が半数を超えた。次いで「5,000円~7,000円未満」は21.4%、「7,000円~10,000円未満」は13.6%、10,000円以上は12.4%という結果となった。1人5,000円だとすると、4人家族であれば20,000円。特に物価高と円安が進んでいる現在は、少なくない出費といえる。格安スマホも出回っているなかで、それぞれどんな点を重視してプランを選んでいるのだろうか。
料金プラン選びには月額料金を重視!データ通信量を気にすると高額に
「携帯料金プランについて、どのような点を最も重視しましたか?」と尋ねると、「3,000円未満」「3,000円~5,000円未満」の人は、8割以上が「月額料金(82.0%)」と回答。一方で「5,000円~7,000円未満」「7,000円~10,000円未満」「10,000円以上」と回答した人も、「月額料金(56.2%)」がトップであるものの、その割合は低め。2位は「データ通信量(ギガ数)の多さ」が27.7%となり、料金とともに通信量も重視しているといえるだろう。確かに通信量が足りなくなってしまったら元も子もない。また、通信量を気にしてスマホを使いたくない人は、必然的に月額料金が上がってしまうのだろう。
では、毎月どの程度の通信量(ギガ数)を使用しているのだろうか。「毎月使用しているデータ通信量(ギガ数)を教えてください」と質問したところ、「1GB未満(7.3%)」「1GB~10GB未満(38.1%)」「10GB~20GB未満(21.0%)」「20GB~30GB未満(8.9%)」「30GB以上(11.3%)」「わからない(13.4%)」という結果となった。6割以上が20ギガ以下となっており、各キャリアが提供している料金プランも20ギガが一つの目安になっている。料金プランの変更を検討するなら、月々の通信量を把握しておこう。
また、「1回あたりの平均通話時間を教えてください」という質問に対しては、「5分未満」が50.1%とほぼ半数だった。LINEなどメッセージのやりとりが多いものの、すぐに返事が欲しい時や文字を打つのが面倒な時はつい通話しがち。通話が多いという人は、通話し放題のオプションを検討するとよいだろう。
いかがだろうか。通信費が5,000円を超えている人は、料金プランの見直しや乗り換えを検討してみてもいいかもしれない。
出典元:【りゅうきゅうモバイル】
記事提供元:OTONA LIFE | オトナライフ
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