【読解クイズ】文章に入る言葉は何?(Vol.27)
イチオシスト

【問題】
次の文章を読んで、文中の( 1 )に入る最も適切な言葉を選びなさい。
夜空を見上げると、無数の星が輝いています。都会では街の明かりが強すぎてあまり見えませんが、田舎に行くと、降るような星空に出会えることがあります。( 1 )、あの星々の光は、今現在の光ではないことをご存知でしょうか。星は地球から途方もなく遠い場所にあり、その光が私たちの目に届くまでには何年、何百年、時には何億年もの時間がかかります。つまり、私たちは夜空を見上げるたびに、過去の宇宙の姿を見ていることになるのです。今輝いているあの星は、もしかしたらもう存在していないかもしれません。そう考えると、今この瞬間に星空を見られることが、奇跡のような巡り合わせに思えてきます。壮大な宇宙のロマンに思いを馳せると、日々の小さな悩みなど吹き飛んでしまう気がします。
問:( 1 )に当てはまる接続詞を選びなさい。
A. 実は
B. そこで
C. だから
D. たとえば
★ ヒント
ヒント1:前では、星空が美しいという一般的な情景描写がされています。
ヒント2:後では、その光が「過去のものである」という科学的な事実(意外な真実)が紹介されています。読み手が知らないかもしれない驚きの事実を切り出す言葉が入ります。
【解説】

正解:A. 実は
【解説】
( 1 )の前の文章では、星空の美しさについて述べています。一方、( 1 )の後の文章では、星の光が過去のものであるという「科学的な事実・知られざる真実」を明かしています。表面的な現象の裏にある、意外な事実を導入する際に使われる「実は」が最も適切です。他の選択肢は以下の理由で不適切です。・B(そこで):行動に移る場合に使います。・C(だから):順当な結果を導く場合に使います。・D(たとえば):具体例を挙げる場合に使います。
いかがでしたか?宇宙の話はスケールが大きくてワクワクしますね。新しい知識を得て知的好奇心を満たすことは、脳の若さを保つ秘訣です。
さらにもう一問!
記事提供元:脳トレ日和
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