BreakingDownのビンタ騒動 相手選手のくも膜下出血発覚で江口響が格闘技引退を表明

イチオシスト
格闘技大会「BreakingDown18」の前日会見で対戦相手にビンタを浴びせ失神させた江口響が、12月17日に格闘技引退を表明しました。
ビンタで失神した選手がくも膜下出血を起こす
江口は今月13日に行われたBreakingDown18の前日会見で、対戦予定だった「やるべしたら竜」に不意打ちのビンタを食らわせました。竜はその場で倒れ、白目をむいて失神。意識がなかなか戻らず、医療チームも駆けつける事態となりました。
15日朝、竜はXで「減量後という特殊な状態での張り手行為が、想像以上に危険である」という現実を感じたと投稿。試合が中止となり、医師の判断で数カ月間の出場停止を余儀なくされたことも明かしました。
同日夜には「症状が悪化し、緊急で運ばれて連絡対応遅くなります」と投稿後、「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです。 暖かいメッセージありがとうございます。(原文ママ)」とも報告していました。
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江口選手が格闘技からの引退を発表
その後、竜は16日夜にXに公開した動画で現在の状態と心境を語りました。「BreakingDownが好きで出てる」と明言し、江口や運営を問いただすつもりはないとの意向を示します。
江口とも直接電話でやりとりしたといい、「『本人なのかな?』って思うくらい反省して、『もう格闘技やめないといけない』とかまで言ってた」と明かします。「僕はそうは思ってない」「自分でふりまいた種くらい自分で拾えよって思う」と持論を述べる竜。「みんなが理想とする団体へ近づくための出来事であったかもしれない」と語りました。
言葉が下手くそですが、最後まで見て頂けると私の本音が伝わると思います。 pic.twitter.com/q8qeBqli6Y
— やるべしたら竜 (@ryu_sato8814) December 16, 2025
そして江口は17日早朝にXを更新。「今回竜くんがこのような大事になるとは思わず、竜くんを煽ってまた試合を実現させようとしてた自分がいました」「ただくも膜下出血が判明してから、自分は間違ったことをしてしまったと思います」と心境を綴りました。そして「素直に謝罪できず竜くんや家族、関係者をさらに傷つけてしまい大変申し訳なく思っています。すみませんでした」と改めて謝罪。責任を取るとして「格闘技も勿論辞めますしブレイキングダウンも出ないです」と表明しました。
Xでは「責任をとって格闘技やめるっていうのはどうなの?個人的になんか違う気がするんだけどこれでいいんか?」「この前の複数の煽りツイートをしてから、謝罪文を出してももう遅い感すごいけど大丈夫そ…?」といった声のほか、「この件は外野は黙っておくべきと感じたわ。もうみんな叩くのやめようぜ」「謝ったから許される訳ではありませんが…我々外野がこれ以上騒ぎ立てるのはやめませんか?」と呼びかける声も上がっています。
その一方で、「正直今回の件は運営に責任があると思ってる オーディションでの乱闘をコンテンツ化して売ってたんだから、いつかはこう言う事故起きるだろうと思ってたし」「ぶっちゃけ運営にもかなりの責任あると思うけどな」と選手だけではなく運営側の責任を問う声も寄せられています。
— 江口響 (@kyon_eguchi) December 16, 2025
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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