【読解クイズ】文章に入る言葉は何?(Vol.16)
イチオシスト

【問題】
次の文章を読んで、文中の( 1 )に入る最も適切な言葉を選びなさい。
最近、昔ながらの遊びに再び注目が集まっています。スマートフォンのゲームも楽しいですが、やはり体を動かす遊びは格別です。例えば、竹とんぼを飛ばしたり、けん玉で技を磨いたり。これらは子供だけでなく、大人も十分楽しめるものです。( 1 )、これらの遊びは、集中力やバランス感覚、手先の器用さなど、脳の様々な機能を同時に使うため、立派な脳トレになります。例えば、竹とんぼを高く飛ばすためには、力の入れ具合や角度を瞬時に判断しなければなりませんし、けん玉の「とめけん」を決めるには、高度な集中力が必要です。昔の遊びは単なる時間潰しではなく、知恵と工夫が詰まった、奥深いものだったのです。
問:( 1 )に当てはまる接続詞を選びなさい。
A. しかし
B. そのため
C. また
D. すると
★ ヒント
ヒント1:前では、昔の遊びが「楽しい」という魅力(娯楽性)について述べています。
ヒント2:後では、それに加えて「脳トレになる」という別の魅力(機能性)について述べています。前の内容に、別の視点からの情報(魅力)を付け加える言葉が入ります。
【解説】

正解:C. また
【解説】
( 1 )の前の文章では、昔の遊びが「楽しい(娯楽性)」という利点を述べています。一方、( 1 )の後の文章では、「脳トレになる(機能性)」という別の側面からの利点を加えています。前の事柄に、同等かあるいは関連性の高い別の事柄を付け加える際に使われる接続詞「また」が最も適切です。他の選択肢は以下の理由で不適切です。・A(しかし):逆説を示すため不適切です。・B(そのため):前の内容が原因である必要があり、ここでは原因・結果の関係ではありません。・D(すると):直後の動作や結果を示す場合に使います。
いかがでしたか?昔の遊びは、脳と体を同時に鍛えることができる優れたツールですね。文章の並列構造を理解することは、情報整理能力を高めるのに役立ちます。
記事提供元:脳トレ日和
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