【福島県・楢葉町】ツーリングで立ち寄りたい!地元食材の本格手作りジェラートが味わえる「道の駅ならは」

イチオシスト

ツーリングの楽しみのひとつは、やっぱりご当地グルメだ。
福島県・楢葉町にある「道の駅ならは」には、そんな旅の途中で立ち寄りたくなる絶品スイーツがある。物産館の入り口にある「ウィンディーランド」では、地元食材をふんだんに使った手作りジェラートを販売。楢葉産サツマイモの“焼き芋”や特産の柚子、さらには日本酒の酒粕やカボチャなど、季節ごとに変わるラインナップが魅力だ。ツーリングの休憩に立ち寄れば、ひと口でほっとするような味わいに出会えるはずだ。
必食ソフトクリーム『ウィンディーランドの手作りジェラート』

物産館の入り口にある「ウィンディーランド」では、手作りの本格イタリアンジェラートを味わえる。定番フレーバーのほか季節限定もあり、訪れるたびに違った味に出会えるのが魅力だ。定番のひとつには、楢葉町産サツマイモを使った「焼き芋」がある。サツマイモというと秋のイメージだが、町には甘藷貯蔵施設があるため、通年で提供できるのだとか。特産の柚子を使ったジェラートも人気で、収穫量によっては早めに売り切れることもあるそう。冬には日本酒「楢葉の風」の酒粕を使ったものや、近隣産のブドウを使ったものなど、地元の素材を生かしたジェラートが並ぶ。
秋に訪れた際には、楢葉産カボチャのジェラートも登場。しかも、これらは道の駅の駅長さん自らが手作りしているという。偶然お話を伺うと、「楢葉のカボチャを使って、私が作ったんですよ!期間限定で今だけだし、おいしいのでぜひ!」と笑顔で勧められ、それならと注文した。ひと口食べると、ほっこりとしたカボチャのやさしい甘みと濃厚な味わいが広がる。作り手の顔が見える味には、やはり温かみがある。
こちらも味わいたい!『名物&名産品』
◆マミーすいとん定食

楢葉町にあるJヴィレッジに日本代表が合宿に訪れた際、当時のトルシエ監督が「故郷のおばあちゃんを思い出す懐かしい味だ!」と気に入り、「マミーすいとん」と名付けられた楢葉町名物のすいとん。鶏肉やごぼう、シイタケ、ニンジンが入った醤油仕立てで、優しくほっこりとした味わいが特徴だ。定食には野菜コロッケと小鉢が付く。
◆楢葉の風

楢葉町オリジナルの日本酒。楢葉町産の酒米「夢の香」を使用し、会津美里町の酒蔵「白井酒造」で醸造されている。純米大吟醸や特別純米酒のほか、季節限定のひやおろしや生酒など、さまざまな種類がそろう。
ご当地ソフトが食べられる道の駅はこんなところ!
『道の駅ならは』は、福島県東南部の国道6号線沿いに位置する。国道側に面した建物は、全面ガラス張りの特徴的な外観だ。施設は物産館と本館の2棟に分かれ、2階部分で行き来できる構造になっている。物産館1階には売店があり、地場産の特産品や農産物、菓子、地酒などを販売。本館は1階にフードコート、2階に日帰り温泉施設を備える。フードコートの人気No.1メニューは「ならは海鮮タンメン」。温泉施設では、ナトリウム強塩化物泉の源泉100%の湯に浸かることができる。黄褐色をしたしょっぱい湯は体の芯まで温まり、湯冷めしにくい。温泉の一般浴槽をはじめ、多彩なアトラクション風呂、サウナ、水風呂を備え、浴室は日替わりで男女が入れ替わる。



道の駅 施設紹介














楢葉町の特産品や農産物が並ぶ物産館で買い物を、ジェラートや軽食を販売する「ウィンディランド」、定食や麺類などを味わえるフードコートで食事やスイーツを楽しめる。日帰り温泉入浴施設「Jヴィレッジ湯遊ならは」では天然温泉に入浴できる。入浴料は大人700円。RVパークと、物産館2階にコワーキングスペース(10:00~20:00)も備わる。
道の駅周辺の百名道!

福島西ICから15分ほどの高湯側入り口から入ると、まずは森林の中を登っていく。不動沢橋では新緑や紅葉が美しい不動沢橋、吾妻小富士の眺めが抜群な紅葉名所「天狗の庭」と景観の良いスポットが続き、さらに登ると硫黄の匂い漂う荒涼とした浄土平へ。毒性の強い亜硫酸ガスには注意が必要だ。浄土平から土湯方面は快走ルートとなり、森林の中をカーブを繰り返しながら下る。各展望所からの眺めも見事で、最後は磐梯山を望みつつ終点の土湯峠へと至る。
【バイク乗り必見道の駅】 一覧マップ


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