コムドット・やまと、生まれて初めて紅葉の美しさを知る 色覚補助メガネで「こんなに綺麗なの?」と感動

イチオシスト
12月7日、「コムドット」(登録者数415万人)が「【感動】27年間色が見えなかったやまとに色盲メガネプレゼントして紅葉見に行ったら衝撃的な結末に…」を公開。リーダー・やまとが色覚補助メガネをかけて、初めて紅葉の美しさを体感する姿を見せました。
子どもの頃に発覚した色盲 市長賞の絵がきっかけ
やまとは「白黒に見えているわけではない」ものの、色の識別がつかない「色覚異常」(色盲)を持っていることを公言しています。小学生の頃に描いた絵が市長賞を受賞した際、市長から「なぜ足の裏をオレンジに塗ったの?」と聞かれたことで発覚。当時画家を目指していたやまとは、ショックを受けて夢を諦めたことを明かしています。
色覚異常とは、正常とされる他の大勢の人とは色が異なって見えてしまう・感じてしまう状態のことをいいます。そのため色の区別がつきにくい場合があり、日常生活に支障をきたしてしまう可能性があります。物を正常にみるためには、視力・視野・色覚の三つの機能が必要ですが、色覚異常とはこの3つの機能のうち、色覚に異常がある状態です。(参考:Santen)
過去には、シルバー×ネイビーだと思って購入した数百万円の高級腕時計が、実際は「漆黒」だったというエピソードも。日常でも、焼肉の色が分からなかったり、服の色や編集のテロップの色をメンバーに確認することがあるそうです。
現在は、色覚異常を「距離詰めるのに結構良いコミュニケーション手段」だと考え、ポジティブに捉えているとのこと。今回の企画は「27年間色が見えてないやまとに色盲メガネプレゼントしてみた」というもので、やまとは「みんなで紅葉を見に行きたい」「僕は今までの人生、紅葉に感動したことがないんですよ」と言い、見える世界が変わるのかを検証します。
「ゆうま」が同行し、やまとは店で色覚補正レンズをオーダーメイド。視力検査のように、モザイク状の色から数字を読み取るスクリーニング検査を経て、やまとの目に合わせて製作されました。
店員によると、分かりにくい色が見えるようになる一方で、逆に今まで見えていた色が分かりにくくなる場合もあるとのこと。メガネを通して見る色と自分が持っている色の感覚の2つを楽しめると説明され、やまとは「素敵な考え方」と感心しました。
レンズ越しに見る紅葉に感動「こんなに綺麗なの?」
後日、メンバー5人で紅葉スポットの公園を訪れたコムドット。赤色、黄色、朱色など、さまざまな自然の色を楽しめる場所です。
やまとはメガネをかける前、「『違いがあるな』とは分かるんだけど」「別になんのあれ(感動)もない」と語っていましたが、装着した瞬間に世界が一変。
…あっか
えぇぇ!え、こんなに綺麗なの?
全然違う
と驚き、赤や黄色の鮮やかな葉を前に大はしゃぎ。「数字のとき(検査)と全く一緒だ」「みんな普通に生きてて超楽しいんだね」と語ります。
普段は同じ色に見えていた木も、メガネ越しには「オレンジ?めちゃめちゃオレンジなんだけど!」「ちょっと朱色っぽい?」と識別できるようになり、「近くで見てみたい」「こんなにいっぱい色があるんだね、自然って」と感動を口にしていました。
一方で、補正の影響で元々よく見えていた「緑」が「赤」に見えることもあり、色覚の複雑さをうかがわせました。コメント欄では
やまとが紅葉見れた時泣きそうになった
やまと母みたら号泣しそう。会ったことない私でも感動するのに 親なんて感動どころじゃないだろうなあ
【えっ、こんなに綺麗なの?】って言葉に自分がハッとさせられた。当たり前ってホントにないんだな
と感動の声が寄せられています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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