ハン・ソヒ 互いの寂しさを埋めるような深いキス クィア・ロマンスに挑戦 「12月の君へ」本編映像
イチオシスト
2025年12月5日より劇場公開される、ハン・ソヒの映画初出演作「12月の君へ」から、高校時代のソル(ハン・ソヒ)とスアン(ハン・ヘイン)のキスシーンを収めた、本編映像が公開された。
運命に導かれるように親しくなった、孤独を抱えるソルとスアンの2人の少女。ある夜明けにソウルの明洞へと出かけた二人は、暗い室内で互いの本心を打ち明ける。「いつか映画を撮りたい」と打ち明ける俳優志望のスアンに、「仲間に入れて」と言うソル。すでにスターとして活躍するソルからの夢のような提案に「ウソじゃないよね」と驚くスアンに、ソルは「演じるのはずっと退屈だったけど、あなたと一緒なら楽しそう」と本心を吐露する。
スアンからの友情以上の想いを感じていたソルは、「それで、どんなジャンル?」と問いかけ、そっと唇を重ねる。それはスアンにとって初めてのキスだった。重ねて「恋愛ではなく?」と問うソルに、自分からもキスを返すスアン。互いのさびしさを埋めるように、深く静かに熱を帯びていく2人。しかし芸能界で活躍し多くの経験を積んだソルとは対照的に、自身の気持ちがまだ“友情”なのか“恋愛”なのかがわからず戸惑ったスアンは、途中で「こういうのはよくないよ」と拒んでしまう。幻想的なネオンに照らされる2人の、揺れ動く思春期の淡くも抑えきれない恋心が描かれたシーンとなっている。
「12月の君へ」は、運命に導かれるように親しくなった2人の少女を描いた作品。俳優を夢見る高校生スアンの前に、都会から美しい人気俳優のソルが転校してくる。きらびやかな世界で自分を見失ったソルの心は、スアンの青く燃えるような演技に惹かれていく。互いの孤独に触れながら少しずつ心を通わせていく2人。しかし、思春期の揺れる想いは「友情」と「恋愛」の狭間ですれ違い、ソルはスアンの前から姿を消してしまう。
子役出身で人気俳優の転校生ソルを演じるのは、「夫婦の世界」「マイネーム: 偽りと復讐」「京城クリーチャー」など数々の大ヒット韓国ドラマに出演し、国内外に熱狂的な人気を誇るハン・ソヒ。映画初出演にして初主演となる本作で、クィア・ロマンスという新境地に挑戦している。ハン・ヘインが、ソルと運命的に出会う俳優志望の高校生スアンを演じる。
【作品情報】
12月の君へ
2025年12月5日(金)渋谷ホワイトシネクイント、kino cinéma新宿ほか全国ロードショー
配給:Elles Films
©2025 Elles Films Co., Ltd.
記事提供元:映画スクエア
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