プロ&愛好家40人に聞いた「今年マジで買ってよかったモノ」【BEST BUY 2025】#7
イチオシスト
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【BEST BUY 31】HIBROW×CALMASTORE×NERU DESIGN「FLIP BOX」






業務用コンテナと同じ高耐久素材を使用し、金型製作に約4,000万円を投じたという“本気度100%”の折りたたみ式コンテナ。
サイドを開けるとパネルが180度で固定され、下に垂れ下がらず水平をキープ。そのままディスプレイ棚としても活用できるという、機能美と実用性を兼ね備えた仕様が特長です。カラーリングやデザイン、そして耐久性まで、あらゆる面にこだわりが詰まった逸品。
キャンプ用のコンテナは各社から出ていますが、「これだ」と思えるものがなかなか見つかりませんでした。FLIP BOXは収納力も抜群で実用的、そのまま棚として活用できるのも利点で、何よりオシャレ。
キャンプの他にPOPUPなど各地でイベントに参加することも多くて、出店ブースの見栄えが違います。しかも片付けがかなり楽になりました。オプション次第でテーブルになるし、椅子にもなる。お家でも愛用していてマルチで活躍しています

Person.31 松下 寿仁さん(フリーランスセールス)
CALMASTORE、Brooklynworksをはじめ、アウトドア、アパレル問わず様々なブランドの企画 / 営業を担当。週末はイベント中心に活動中。フットワークが異常なほど軽い。Instagram:@h3h100313
HIBROW × CALMASTORE × NERU DESIGNのトリプルコラボの「FLIP BOX」はこちら
FLIP BOXHIBROW

【BEST BUY 32】FRAT EARTH EQUIPMENT「MONK’S STOVE 3piece set」


国内のガレージブランド「FRAT EARTH EQUIPMENT(フラットアースエクイップメント)」がリリースする、超軽量アルコールストーブセット。市販のアルミ缶を活用して製作され、重量はわずか11gというミニマルさが魅力です。
わずか15mlの燃料で350mlの水を沸騰させ、20mlで1合の自動炊飯が可能。専用ゴトクとアルミ缶2つをシート状にして制作した風防も付属し、いずれもハンドメイドで、作り手のこだわりが伺えます。
今までアルコールストーブ界隈で求められてきたのは火力が強いこと。そこで圧力をかけて火力を強めるシステムが多く代表的なものがCHS方式のものでした。
もちろん火力が強いので早く沸く。でも「燃費とのバランス」が課題となっていました。とはいえ使っていてそこまで気にするほどでもないものでしたが(笑)。
そんな中、久しぶりに気になるアルストを見つけて使ってみたら、驚きの連続。もとは空き缶とは思えない丈夫さで、踏んでも壊れなさそう。そして何より、燃費がすこぶる良い! 沸騰まで少し時間はかかるけど、許容範囲内でまったく問題なし。
気づけば「これが一番いいかも」と思わせてくれた2025年のベストギアです。
さらに、風防に使われている空き缶のグラフィックも最高。どこかUL(ウルトラライト)黎明期のワクワクを思い出させてくれてたまりません。ちなみに、風防の型紙データはブランドのHPにアップされていて、自作できるのも面白いんです。

Person.32 水戸岳志さん(LUNETTES、山の道具屋、LUNETTES 山の方オーナー)
地元である栃木県、那須にてアウトドアショップとアパレルショップを運営。趣味はフライフィッシングやスキーなど、幼い頃からアウトドアアクティビティに触れてきた生粋のアウトドアズマン。今年は那須の山の麓に3店舗目となる「LUNETTES 山の方」をオープンさせるなど飛躍の年となった。Instagram:@lunettes_yamadougu
FRAT EARTH EQUIPMENTの公式サイトはこちら
【BEST BUY 33】US Marine Corps「Tent」



アメリカ海兵隊(USMC)で実際に使用されている、簡易設営型の軍用テント。極限までシンプルに設計されており、初見でも直感的に素早く設営・撤収が可能。軍用品らしい機動性を備えています。サンドベージュのカラーも無骨な魅力を放ち、ミリタリーファンの心をくすぐるモデルです。
ブッシュクラフトや野営系のキャンプをよくするのですが、バイクパッキング用に使えるミリタリーテントを探していた中で出会ったのがこの幕体。
コンパクトで持ち運びやすく、設営もシンプルでスムーズ。インナーテント(カヤ)だけでも使えるなど汎用性も高く、とにかく調子がいい。結果、今年いちばん出番の多かったテントです!

Person.33 加瀬善隆さん(hallelu代表)
約10年間、東京中目黒にてショップ「hallelu(ハレル)」を運営後、現在は地元の千葉に戻りhill halleluを拠点にオンラインストアを運営する。野営、釣り、マウンテンバイクなど趣味であるアウトドアアクティビティを組み合わせて楽しんでいる。Instagram:@hallelu_official
【BEST BUY 34】DAYTONA「WIDE/RESTチェア」









バイクライフを軸に多彩なアウトドアギアを手がける「DAYTONA(デイトナ)」の軽量チェア。肘置き付きでリラックス感抜群ながら、耐荷重120kg、重量約1,500gというスペックを実現。
ドリンクホルダーや収納ポケットも備え、快適性と実用性を兼ね備えた注目の1脚です。
毎年、離島でキャンプをするので「軽くてくつろげるチェア」を探していたところ、このチェアに出会いました。まさかの肘置き付きで快適性は抜群。それでいて約1,500gという軽さも両立しているのは驚きです。クラウドファンディングで見つけて、即決でした。
ドリンクホルダー付きなので、スマホや飲み物を“浮かせて収納”できるのも便利で、テーブル周りがすっきり使えます。
さらに、座面下に収納袋を付属のカラビナで吊り下げれば簡易ポケットに。収納力と快適性が一台にまとまった最高のチェアです。これを持って、今年も島キャンプへ行くのが楽しみです。

Person.34 松田隆史(CAMP HACK編集長)
本メディア「CAMP HACK」の編集長。2016年入社、2020年に二代目に就任。日本の島へ輪行でキャンプへ行くのが毎年の密かな楽しみ。陸地では、ハイエースを基地にしてクルマ主体のキャンプを楽しみつつ、家族が快適にキャンプを楽しめるように少しずつギアの足し引きをして試行錯誤中。Instagram:@sasakureboy
WIDE/RESTチェアDAYTONA

【BEST BUY 35】ZANEARTS「STACKING TUMBLER」



テントは言わずもがなその他のギアにも定評のあるゼインアーツ。ランタンとタンブラーも名作と名高く、そのタンブラーは保温保冷力に優れる二層構造の真空タンブラー仕様です。
300mLというサイズ感もちょうどよく、シンプルながら品のある佇まいで、スタッキングも可能。しかもハイコスパという逸品です。
もともと違う真空タンブラーを使っていましたが、なによりも潔いミニマルなデザインに加え、スタッキングした際の収まりがスマート。すり切り300mlと計量カップになるところも惹かれました。
冷たい飲みものを入れても結露せず、温かいのを入れても熱くならない。当たり前ですけどありがたいですね。なので自宅でも普段から冷凍庫に入れて保管して、最初の一杯目のビールをこのタンブラーで美味しくいただいています

Person.35 小林 剛さん(バッグデザイナー)
日本を代表するバッグブランドにて長年、デザイナーを勤めた後に独立。現在はフリーのバッグデザイナーとして活動する。音楽フェスからキャンプ好きとなり、キャンプ歴は20年のベテランキャンパーでもある。Instagram:@gookobayashi
ゼインアーツの公式サイトはこちら
サンデーマウンテンのECストアはこちら
A&FのECストアはこちら
みなさんの「2025 BEST BUY」はなんですか?
いかがでしたか? 不思議なもので、今年話題をさらった新作があれば、何年も販売されている往年の大定番もありました。本当にその年によって視点が変わり、みなさんの選ぶBEST BUYは変化するのですね。
ということで冒頭でも触れましたが、是非、読者のみなさんのBEST BUYも教えてください! SNSで「#ベストバイギア2025」と「#camphack取材」をつけてシェアしてください! 一緒に2025年の買い物を振り返りましょう!
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記事提供元:CAMP HACK
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