先輩キャンパーが教えてくれた「このアイテム最高なんです!」BEST5【こすさん】
イチオシスト
アイキャッチ・記事中画像提供:@ko22neさん
今回アイテムを紹介してくれるのは、こすさん

Instagramで#camphack取材のハッシュタグのついた投稿のなかから、気になるキャンパーを取材。愛用の一軍ギア5つと、お気に入りのショップやキャンプ場をご紹介します。
今回は、雪中泊も積極的に楽しむいわばキャンプ界の“ガチ勢”、こすさんです。
プロフィール

お名前:こす
Instagramアカウント名:@ko22ne
キャンプ歴:7年
キャンプスタイル:ソロが多いですが、ファミキャンやグルキャンもしています。どれも違った楽しさがあるのでそれぞれ楽しんでいます。
キャンプを始めたきっかけは?

もともと釣りが好きで、そのときはバーナーなど簡単な調理器具を持参して車中泊をしていました。その延長で、あるときふと「キャンプに行ってみようかな」と思ったのがきっかけです
当時はDODのドームテントにはじまり、テンマクデザインのTC素材のワンポール、ヘルスポートのトンネル型、さらにはハンモック泊まで。回数を重ねるごとに幕も増え、さまざまなスタイルを楽しみながらキャンプにのめり込んでいったそう。
キャンプでこだわっていることは?

コーヒーとカメラが好きなので、キャンプではうまく写真撮影できるように設営場所にこだわっています。おやつタイムは必ずコーヒー。自分で焙煎した豆を持参して、ゆっくり淹れる時間も楽しみのひとつです。
ギアは黒かウォールナット系にできるだけ統一。こだわり強めのキャンパーです(笑)

そんな確たるスタイルを持つこすさんの一軍ギアたちを拝見! まずはヘビロテのテントからご紹介します。
一軍のテントは?
ノルテント「Gamme6 ARCTIC」

サイズ感がちょうど良く、設営も簡単。冬もキャンプをするので、煙突ポートがついているのもありがたいです。強風などの悪天候にも耐えてくれるとても心強いテントです
こすさんの愛用幕は、2019年にノルウェーで誕生した新進気鋭のブランド「NORTENT(ノルテント)」のもの。
モデル名の“Gamme(ギャム)”とは、ノルウェーの先住民族が使う伝統的な住居が由来。寒冷地の暮らしに適した構造を参考にしており、薪ストーブを入れられる設計や、5本のポールが7カ所で交差する強靭な構造によって、悪天候や積雪にも強いのが特徴です。

こすさんは同ブランドの素材、大きさ違いの「Gamme8 ポリコットン」も愛用中ですが、あえてGamme6を推す理由を聞いてみると……
軽くて気軽にソロで使用できるところと、やはりサイズ感がちょうどいいところがとくに気に入っているポイントですね。
真冬に薪ストーブを使ってテントにこもってゆっくりしたいときはGamme8を使うことが多いかもしれません。あとは気分もありますが……(笑)
どちらも優秀な幕であることに変わりはないので、「いつ・どこで・何人で使うか」を基準に使い分けるのが、複数の幕を使いこなす、こすさん流の選びかた。
Gamme6 ARCTICノルテント

一軍のクーラーは?
YETI「ローディ24」

いろいろなクーラーを使用してきたなかで、しっかりとした保冷力のあるクーラーが欲しいと思い、YETIにたどりつきました。推しポイントはやっぱり保冷力の高さです。
あとグリップ部分などちょっとしたカスタムができるところもお気に入りです
ここ2年ほど使っているローディ24は、結婚祝いでサプライズプレゼントしていただいた思い出のもの。
保冷力の高さはさることながら、24クォート(22.7L)の容量がありつつも持ち運びやすい重さ・形であること、2Lペットボトルが縦置きできることなど、使い勝手のよさも最高クラス!
YETI「ローディ24」の詳細はこちら
一軍の焚き火グッズは?
Rob Snow「Dian」

たまたまSNSで見かけてひとめ惚れでした。当時はまだあまり知られていなかったので、他の方とかぶることも少なかったのも良かったです
RobSnow(ロブスノー)は、「世界にひとつ」をテーマに、作り手自身が本当に欲しいと思えるギアだけを形にしている、愛知県発のガレージブランド。なかでも人気なのが、この組み立て式の焚火台です。

素材は、耐久性の高い黒皮鉄。熱や焚き火の煙に当たることで少しずつ色味や艶が変化し、独特の風合いが増していくため、使うほどに育てる楽しみも。

さらに、オプションパーツの専用のゴトクが便利で「焚き火調理がぐっとしやすくなります」と、こすさん。焚き火台の“上”では鍋料理を、“下”では輻射熱を利用して手作りピザを焼いたこともあるそう。
火いじり、直火料理、経年変化……コアなキャンパーが求める嗜みを味わえるとなれば、心までポカポカに温まりそうですね。
Rob Snow「Dian」の詳細はこちら
一軍のファニチャーは?
Shim.Craft「T.G.F. ウォルナット」

ソロでもファミキャンでも愛用しているテーブルがこちら。Shim.Craftの「T.G.F(タクティカル・グリル・フレームの略)」という木製フレームに、ヘリノックスの「タクティカルテーブルM」のアルミフレームを接続したもの。
T.G.Fを購入するまで、調理のときは毎回バーナーを出し入れしていて、少し手間でしたが、T.G.Fを使うとフラットバーナーがビルトインできるので、もっと早く買えば良かったと思うくらい便利になりました
この拡張アイテムを使うことで、単なる一面のテーブルが2ユニット分のIGTシステムに大変身。つまり、軽くてコンパクトなのに使い勝手最強のテーブルが誕生するというわけです。

メインテーブルはこのT.G.Fカスタムで、サイドテーブルはアルミコンテナとのこと。
ウォルナットカラーが好きな自分にとっては、この組み合わせの雰囲気もお気に入り。
T.G.Fを導入したことで、キャンプを始めた頃と比べてテーブルまわりがぐっとコンパクトになりました
こすさんが愛用しているのは初代モデルで、現在は5mm厚くなるなどアップデートされた「T.G.F.2」が販売されています。
Shim.Craft「T.G.F.2 ウォルナット」の詳細はこちら
何個もリピ買いしているキャンプ道具は?
一軍アイテムの最後は、リピ買いするほど気に入っているアイテム!
LOG「TEON タンブラー260」

ステンレス真空二重断熱構造でサイズ感もちょうど良いタンブラーです。見た目も美しく、リピ買いしてしまいました
「手」がよろこぶ「温」かいかたちからその名がついた「TEON」。このタンブラーは、キャンプでは“脇役”になるカップと器でお気に入りのモノを作るという、LOGのプロジェクトから誕生したアイテム。

熱々のコーヒーを注いでも表面が熱くならず、冷めにくい。冷たい飲み物を入れても結露しにくく、スタッキングできるので収納もコンパクト。こすさんいわく、自宅でもつい手が伸びるほど重宝しているそう。
アウトドアで求められる機能性を備えつつ、家でも心地よく使えるタンブラーを探している人はマストチェック。一度使ったら、もう普通のカップには戻れなくなるかも……。
LOG「TEON タンブラー260」の詳細はこちら
ツウなキャンパーの行きつけも気になる!
ツウが普段どんなショップやキャンプ場へ行っているのかも気になるところ。行きつけのお店&キャンプ場も教えてください!
お気に入りのショップは→ALASKA MOUNTAIN STORE(石川県金沢市)

ガレージブランドのギアを取り扱っていて、見ているだけでもワクワクするお店です!
ALASKA MOUNTAIN STOREには、定番のアウトドアブランドはもちろん、普段なかなか出会えないマニアックなガレージブランドまで、国内外からセレクトされたこだわりのギアが勢揃い。
「機能的でユニークなアイテムを見つけたい」、「周りとかぶらない道具が欲しい」というキャンパーの願いをきっと叶えてくれるはず。
ALASKA MOUNTAIN STORE
- 住所:石川県金沢市新竪町3丁目122
- アクセス:金沢駅より車で約15分
- 公式サイトはこちら
一番のお気に入りキャンプ場は→ひるがの高原キャンプ場(岐阜県郡上市)

ここの雰囲気が好きで、とてもきれいに管理されています。サイトの数がものすごく多く、プライベート感もあり、その中から自分のお気に入りのサイトを見つける楽しさもあります
全国各地のキャンプ場へ足を運んでいるこすさんが常連なのは、標高900mの森のなかにある「ひるがの高原キャンプ場」。
広大な敷地には水のきれいな小川が流れ、5つのテントエリアから、バンガローやコテージ、テニスコートやグラウンドまで、とにかく設備が充実。キャンプ場内だけで一日しっかり遊べてしまうところにもグッとくる!
ひるがの高原キャンプ場
- 住所:岐阜県郡上市高鷲町ひるがの4714番地2
- アクセス:東海北陸自動車道 ひるがの高原スマートICから車で約8分
- 営業期間:4月〜10月下旬まで
- 公式サイトはこちら
キャンプに季節は関係なし

季節を問わずに幕営を思いっきり楽しんでいるこすさんのキャンプサイトからは、積み重ねてきたキャンプの濃度がひと目で伝わってきます。
そのほかの愛用ギアや、サイトのレイアウト、ロケーションの良いキャンプ場が気になる方は、ぜひこすさんのInstagramを覗いてみてください。物欲&キャンプ欲も、刺激されちゃいますよ〜。
こすさんのInstagramアカウント:@ko22ne
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記事提供元:CAMP HACK
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