ガスランタンのおすすめ12選!おしゃれ・CB缶タイプなど【2025年】
イチオシスト
アイキャッチ画像出典:コールマン
ガスランタンの選び方

ガスランタンの選び方のポイント
- サイト全体を照らすなら1,000ルーメンがおすすめ!
- 明るさ重視ならマントル式、扱いやすさはキャンドル式がおすすめ
- 価格で選ぶならCB缶、火力の安定さはOD缶がおすすめ
- 明るいモデルは燃費に注意!明るさと燃焼時間のバランスにも注目しよう
- 点灯スイッチはカチッと押せるタイプがおすすめ
- ケースが付属していると便利!別売りもチェックしよう
1.サイト全体を照らすなら1,000ルーメンがおすすめ!

光量のポイントで関わってくるのが使う場所や広さ。シチュエーションとランタンの明るさが釣り合っていないと、眩しくて見えにくかったり逆に薄暗かったりと不便になってしまいます。サイト全体を照らすメインとしてガスランタンを使うなら1,000ルーメン以上がおすすめ。100㎡前後の大型サイトでも隅々まで照らすことができます。
なお、グループキャンプなどで2つのサイトを一緒に使う場合などは、1つのランタンでまかなうのではなくランタンを2つ準備すると良いでしょう。
明るさの単位とは?

ランタンの光源の明るさはルーメン(lm)またはワット(w)で表されます。ルーメンは光源から放たれる光の量を数値化したもの。ワットは電力を表す単位で、厳密にいえばガスランタンで「電気」を使うことはありませんが、家庭用の照明が消費電力で明るさの目安付けをしていたことから、明るさを示す指標として使われる場合があります。
ルクス(lx)は光に照らされた面の明るさで、公益社団法人日本防犯設備協会の資料によると、「ものの色や形がはっきりと分かる」目安は10ルクス以上とされています
※参考:公益社団法人日本防犯設備協会「防犯照明ガイド vol.5.1」
卓上の雰囲気作りは500ルーメンがおすすめ!

卓上の雰囲気作りでガスランタンを使うのであれば、500ルーメン前後がおすすめ。このくらいの明るさがあれば、テーブル上でいい感じの明るさを醸し出してくれます。
また、光量が大きいモデルでも小さく調節すればテーブル用に使えるなど場合もあるので状況に応じて使い分けるようにしましょう。
2.明るさ重視ならマントル式、扱いやすさはキャンドル式がおすすめ

ガスランタンには「直接点灯式」と「マントル式」の2つがあります。
直接点灯タイプ

◎ 火力調整用のツマミを回してガスを出し、ライターで着火するだけと簡単
○ 近くに置いても眩しくなく、手元を照らすテーブルライトに最適
△ 噴出するガスに火が点いているだけなので、光量は控えめ
マントルタイプ

◎ マントル(光源となる網目状の袋)を使うため明るい
○ ガスをためて燃やすため明るく、メインライトにおすすめ
△ 慣れるまではマントルの空焼き(炭化)にコツがいる
最大の違いは光量で、サイト全体を照らすのか? テーブルライトとして使うのか? など目的によって選ぶのもひとつですが、点灯時にかかる手間も少し違います。
直接点火式はガスに火をつけるだけで、取り扱いが簡単なことが特徴。初心者でも比較的スムーズに点火できます。

マントル式は、取り付けたあとに空焼きという作業が必要。取り付けたマントルにガスを溜めて発光するよう炭化させる作業で、直接点灯式にはないひと手間がかかります。
▼空焼きのやり方はこちら!
マントルの下部から上部に向かって、灰になるまで均等に燃やします。空焼きしたマントルは脆く少し触っただけで崩れてしまうので、取り扱いにも注意が必要です。
3.価格で選ぶならCB缶、火力の安定さはOD缶がおすすめ

ガスランタンに使用されるガス缶の種類は、OD缶とCB缶の2種類です。
OD缶とは
火力が安定しやすく気温が低くても使用できる寒冷地仕様もあるなど、アウトドア用に開発されたガス缶。ガスの容量も豊富だが、価格は高めでアウトドア用品店やホームセンターなどの専門店でしか購入できない。
CB缶とは
カセットガスやカセットボンベと呼ばれ、家庭用のカセットコンロで使用されているガス缶。OD缶より価格が安くコンビニやスーパーなどで手軽に入手できるが、OD缶よりも内圧が弱くアウトドアでは不安定なシーンも。

どちらを選ぶかは寒冷地での安定性や燃料の入手のしやすさが決め手になりますが、バーナーやコンロなどランタン以外でもガスを使う場合は、手持ちのアイテムでガス缶を統一すると荷物削減につながります。
なお、ガス漏れや破損などのトラブルにつながるため、ランタンとガスのメーカーは揃えて使うようにしましょう。
4.明るいモデルは燃費に注意!光量と燃焼時間のバランスにも注目しよう

光量が大きいほどガスの消費量が多いため燃焼時間は短くなります。特にメインランタンは光量が大きく、使用状況によってはガス切れを起こす可能性があるので注意が必要。例えばメインランタンとして定番の「コールマン ノーススターLPガスランタン」の燃焼時間は、約4~8時間(※470g缶使用時)。
もし4時間しかガスが持たなかった場合は、夜間に真っ暗の状況になってしまうことも考えられます。ガス切れで慌てないよう、燃焼時間の長いガスランタンでも予備のガス缶を持っていくと安心です。
5.点灯スイッチはカチッと押せるタイプがおすすめ

スイッチを押すだけで火花が出る点火装置があると、ガスを出しながらライターなどで直火を近づけなくて良いので安全に着火することができます。
ただし、火花が弱かったりスイッチが固かったりして点火しづらいものや、スイッチが燃焼部に近く素手で操作すると危ないものもあります。横ではなく垂平に押すタイプならスムーズで力を入れやすく安全に着火しやすいでしょう。
また点火レバーがうまく作動しなかったときのために、ライターを持っていくと安心です。
6.ケースが付属していると便利! 別売りもチェックしよう

あらかじめケースとセットになっているモデルや、別売りでケースがあるモデルなどもあります。
ガスランタンはグローブにガラスを使用していて衝撃に弱いものが多いので、キャンプでの持ち運びを考えるとケース付きであったり、別途購入できる純正のケースが用意されていたりするものを選ぶと安心です。

ガスランタンはガソリンランタンよりも扱いが簡単で、LEDランタンよりも温かみのある明かりを楽しめるアイテム。メインランタンにもぴったりで、直火ならではの揺らぎに癒されます。キャンプ初心者でも無理なく扱えるので、雰囲気あるキャンプを楽しみたい方におすすめです。
ガスランタンを選ぶ際の主なポイントは以下の6点。詳細は別記事で解説しているので、気になる方はチェックしてくださいね。
おすすめのガスランタン12選

それでは早速おすすめのガスランタンを紹介します! 雰囲気抜群のアイテムや、虫が寄りつきづらいアイテムなどさまざまな商品をピックアップしたので、自分の好みに合うものを見つけてみてくださいね。
雰囲気抜群!キャンドル式のおすすめ5選
まずは雰囲気のよさに定評のあるキャンドル式のおすすめ商品をご紹介します。キャンプサイトの雰囲気をグッと高めてくれるアイテムばかりなので要チェックです。
HinotoSOTO
SOTO「Hinoto」は、スタイリッシュで都会的なデザインが特徴のガスランタン。OD缶を接続して使える他、付属の充填式タンクと接続すればすっきりとした見た目に。テーブルの上をスマートにまとめて、スペースを広く取りたい場合にもおすすめです。

調光リングで簡単に火力を調整できるのもメリット。底面に別売りのスタビライザーを接続できるネジ穴があるので、より安定的に置きたい場合はあわせてチェックしてくださいね。
おすすめポイント
⚫︎スリムなデザインがおしゃれ
⚫︎OD缶・専用タンクどちらでも使える
⚫︎ガスの充填はOD缶・CB缶・ライターガスから可能
▼SOTO Hinotoを紹介している記事を見る
関連記事:一時完売したSOTO「Hinoto(ひのと)」が、やっぱり凄かった…!これガスランタンの決定版かも
キャプテンスタッグ「キャンドル ガスランタン」は、手に取りやすい価格が魅力のモデル。本物のろうそくのような温かみのある明かりが楽しめます。つまみを回すだけで簡単に火力調節が可能。

パーツには真鍮が使用されていて、経年変化も楽しめます。専用ハードケースが付属するのもうれしいポイントです。
おすすめポイント
⚫︎本物のろうそくのようなやわらかな明かりが特徴
⚫︎手に取りやすい価格が魅力
⚫︎専用ケース付きで持ち運びやすい

コールマン「ルミエールランタン」は、先ほど紹介したキャプテンスタッグのランタンに似ていますが、ひと回り大きく、最長燃焼時間も長めです。ゴールドをベースとしたカラーリングが高級感を醸し出しています。

約210gと軽量で、プラスチックケースが付属するので持ち運びが楽。卓上ランタンを探している方は要チェックです。
おすすめポイント
⚫︎やさしい明かりと揺らぎが魅力
⚫︎高級感のあるデザイン
⚫︎軽量かつケースが付属するので、持ち運びが楽
炭鉱で使われていたランタンをモチーフにした、ミニマルワークス「ギャレットランタン」。レトロなデザインで、独特の雰囲気を纏っています。それぞれにシリアルナンバーが刻まれており、特別感を味わえるのもうれしいポイント。

おしゃれで上質なウッドケースが付属するので、キャンプ好きの友人へのプレゼントにもおすすめです。
おすすめポイント
⚫︎炭鉱で使われていたランタンをモチーフにしたレトロなアイテム
⚫︎おしゃれなウッドケースが付属。プレゼントにもおすすめ
⚫︎シリアルナンバー入り。所有欲が満たされる

電球を彷彿とさせる独特なルックスのミニマルワークス「エジソンランタン」。メインランタンとしてはやや明かりが小さいですが、手元灯として使えば雰囲気のあるサイトに早変わりします。ゆらゆらと揺れる炎に癒されること間違いないでしょう。

こちらも風合いのある木箱が付属するのもうれしいポイント。おしゃれなランタンがほしい場合は有力な選択肢になるでしょう。
おすすめポイント
⚫︎電球モチーフのおしゃれなランタン
⚫︎風合いのあるかわいい木箱付き。プレゼントにもおすすめ
⚫︎ガラスグローブは職人による手作業で制作されている
明るいマントル式のおすすめ7選
続けて明るいマントル式のガスランタンのおすすめ商品をご紹介します。小型でおしゃれなアイテムなどが多く販売されているので、自分好みの商品をゲットしてくださいね。

ミニマルワークス「マイティランタン」は、重量133gと軽量なマントルランタン。専用ケースが付属するので持ち運ぶ際も安心です。

拡張性が高く、ランタンポストやガス缶カバーを併用することで、よりおしゃれに使用できます。自分好みのランタンを作りたい方におすすめです。
おすすめポイント
⚫︎アナログ感満載のルックスがかわいい
⚫︎133gと軽量で、コンパクトに持ち運べる
⚫︎ランタンポストやガス缶カバーでカスタム可能
スノーピーク「ギガパワーランタン 天 オート」は、小ぶりながら最高出力80W相当の明かりを放つガスランタン。20年以上前から販売されているガスランタンの定番モデルで、使い勝手のよさもお墨付きです。

重さは125gと軽量で、登山やツーリングのお供にもぴったり。そのやさしい明かりと美しい佇まいに癒されること間違いなしです。
おすすめポイント
⚫︎メインにもサブにも使えるガスランタンの定番モデル
⚫︎小ぶりながら最高出力80W相当の明かり
⚫︎重さ125gと軽量。持ち運びやすい
▼スノーピーク ギガパワーランタン 天 オートを紹介している記事を見る
関連記事:今でも買えるスノーピークの伝説的ギア。13年愛用しても壊れない!【私的神アイテム】

プリムス「541マイクロンランタン」は、小さなボディが特徴のアイテム。重さ115gと軽量かつ、割れないメタルメッシュホヤを採用しているので、キャンプだけでなく登山でも重宝するでしょう。

コンパクトながら最大光量320ルクスと明るく、実用的なランタンとして使用できます。ポールにかけられるワイヤーサスペンダーなどを搭載していて、使い勝手も良好です。
おすすめポイント
⚫︎軽量かつ堅牢なので、登山にもおすすめ
⚫︎最大350ルクスの光量。小型ながらメインランタンにも使える
⚫︎ポールにかけられるワイヤーサスペンダーを搭載
SOTO「レギュレーターランタン」は、低温下でも安定した光量を保てるのが魅力。ホヤは壊れにくいステンレスメッシュ製なので登山でも活躍します。

燃料にはOD缶に比べて入手しやすいCB缶を使うので、燃料が切れた際も安心。また、CB缶を使うことで、他モデルに比べて重心が低く安定感に優れるのもメリットです。
おすすめポイント
⚫︎マイクロレギュレーターを搭載。低温下でも安定した光量を保てる
⚫︎ステンレスメッシュ製のホヤを使用。壊れにくく、長く使える
⚫︎燃料には入手しやすいCB缶を使用
SOTO「虫の寄りにくいランタン」は、虫には感じにくい波長のオレンジの光を放つ、虫除け対策に重宝するランタン。山間部や夏場のキャンプに重宝します。

リフレクターを装着すれば照らしたい方向だけを照らせ、虫のいる山側への光を遮れます。さらにはリフレクターに市販の蚊取りマットを装着することも可能。低温下でも安定した光量を保てるパワーブースターも装備したハイスペックなランタンです。
おすすめポイント
⚫︎虫を寄せ付けにくいランタン
⚫︎蚊取りマットを装着可能
⚫︎低温下でも安定した光量を得られる
ユニフレーム「フォールディングガスランタン UL-X」は、CB缶を差し込むだけで簡単に使えるランタンです。ホヤ部分を本体に収納できるので、コンパクトに持ち運べるのも魅力。

こちらのランタンもパワーブースターを搭載しているので、低温下でも安定した光量が得られます。明るさは最大240Wなので、メインとして十分活躍してくれるでしょう。
おすすめポイント
⚫︎CB缶を燃料にした気軽に使えるランタン
⚫︎ホヤ部分を本体に収納可能。コンパクトに持ち運べる
⚫︎低燃費かつ明るいモデル。光量も安定
コールマン「2500ノーススターLPガスランタン」は、ガスランタンの代名詞的アイテム。約1,543ルーメンの明るさで照射でき、メインランタンとしても重宝します。マントルが簡単に取り付けられる構造になっているのも嬉しいポイント。

持ち運ぶためのケースも付属。カラーは、レトロな雰囲気の「バターナッツ」や、さりげない主張がかっこいい「レッド」など3色展開。好みのカラーが選べます。
おすすめポイント
⚫︎約1,543ルーメンと明るく照らせる。メインランタンにもぴったり
⚫︎「バターナッツ」や「グリーン」など3色展開
⚫︎マントルはワイヤークリップでワンタッチで取り付けられる
ガスランタンに関するよくある質問

ガスランタンに関するよくある質問に答えていきます。LEDランタン・ガソリンランタンなどとはまた違う注意点もあるので、正確に理解しておきましょう。
ソリンランタンとは何が違う?

ガソリンランタンは長時間の点灯に向いているほか、ガスと違い気温に左右されにくいため冬季でも安定した火力で点灯することができます。
しかし、タンク内の圧力を高めて点灯させる仕組みのガソリンランタンは、点灯前にポンピングが必要な他、各パーツに注油したり、定期的な分解清掃が必要だったりとメンテナンスに気を使うことが多いタイプです。
対してガスランタンはワンタッチで点灯できたり、メンテナンスが簡単だったりと操作性の高さと管理のしやすさから特に初心者におすすめしたいタイプです。
ガスランタンの使い方で注意点はある?

ガスランタンを使う際は、必ずランタンとガス缶のメーカーはそろえましょう。異なるメーカーのものを使うと不具合が出たり、火が点かなかったりというリスクがあります。故障の原因にもなりかねないので注意してください。
また、ガスは気温が寒かったり、連続で使用したりすると内圧が下がり、光量が安定しない場合があります。寒い時期に使う場合は低温下でも使えるモデルを選ぶようにしましょう。また、ガス缶も寒冷地用のものを選ぶのがおすすめです。
また、一酸化炭素中毒のリスクがあるため、テント内など密閉された空間での使用はNGです。テント内はLEDランタン、外はガスランタンと使い分けるとよいでしょう。
マントルの寿命はどれくらい?

マントルは、ガスランタンの光源になる合成繊維で作られた袋状のアイテム。使用の仕方などによって寿命は異なるため一概にはいえませんが、50〜100時間を寿命の目安と考えておきましょう。
穴があいたり、暗く感じるようになったりしたら交換のタイミング。いつでも交換できるように常に予備を準備しておくのがベターです。
ガスランタンの人気売れ筋ランキング
楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるガスランタンの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
楽天市場「ガス式ランタン」のランキング Yahoo!ショッピング「ガスランタン」のランキング※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がCAMP HACKに還元されることがあります。※各商品の紹介文は、実際に商品を使用した上での見解に加えて、メーカー・ECサイト等の内容を参照して記載をしております。※掲載されている情報は、CAMP HACKが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。 掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
ガスランタンに関するこちらの記事もおすすめ!
▼実際に検証したおすすめのガスランタンを紹介している記事を見る
関連記事:【忖度なし】ガスランタンの人気おすすめランキング21選|2025年
▼様々なタイプのおすすめランタンを紹介している記事を見る
関連記事:ランタンのおすすめ28選!失敗しない完全ガイド【2025年】
▼コールマンのおすすめランタンを紹介している記事を見る
関連記事:【2025年】コールマンのランタンのおすすめ人気ランキング全18選!
▼明るいメインランタンを紹介している記事を見る
記事提供元:CAMP HACK
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
