ホアキン・フェニックスが繰り広げる口ゲンカバトル 「エディントンへようこそ」本編映像
イチオシスト
2025年12月12日より劇場公開される、「ミッドサマー」「ボーはおそれている」のアリ・アスター監督最新作「エディントンへようこそ」から、保安官のジョー(ホアキン・フェニックス)と市長のテッド(ペドロ・パスカル)による口ゲンカシーンを集めた「バトル勃発映像」が公開された。
顔を合わせればいつも口論になる犬猿の仲の2人。コロナ禍でテイクアウト営業中のバーからの通報を受けたジョーが現場に向かうと、そこにはなぜか市長テッドの姿がある。「議会の人間が集まれば議会を開ける」と主張するテッドに対し、「外出禁止令を出したのはあんただろ」とジョーは反論。すると、イラつき度マックスのテッドは、「保安官として町の安全を守れ」「マスクはどこだ?」と、立て続けにジョーへ正論のツッコミを浴びせる。
さらに別の場所でも口論は加速。テッドがジョーの妻ルイーズの“元カレだった”疑惑まで匂わせる。「話したことなかったな。つまりあのことや……いろいろ。2人だけで話せないか?」と言うテッドの遠慮がちな打診からスタートするも、あっという間に路上バトルに発展する。「1人は暴力過剰でクビ、もう1人はYouTube映像でクビ」「役立たずの市警のやつも一緒にな」と、互いの不満をぶちまける始末。最後には「俺の方が遥かに優れた人間だ」「愚かな過ちだ」と言い合いになる。
「エディントンへようこそ」の舞台は、2020年のニューメキシコ州にある小さな町エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活の中、住民たちの不満と不安は爆発寸前。保安官のジョーは、IT企業誘致で町を“救おう”とする野心家の市長テッドと、“マスクをするしない”の小競り合いから対立し、「俺が市長になる!」と市長選に立候補する。ジョーとテッドのいさかいの火は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で大炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズは、過激な動画配信者の扇動動画に心を奪われ、陰謀論にはまっていく。
保安官ジョー役で主演を務めるのは、「ボーはおそれている」に続くアリ・アスターとのタッグとなるホアキン・フェニックス。市長テッド役にペドロ・パスカル、ジョーの妻ルイーズ役にエマ・ストーン、過激な動画配信者役にオースティン・バトラーが顔をそろえるほか、ルーク・グライムス、ディードル・オコンネル、マイケル・ウォードらが出演する。
【作品情報】
エディントンへようこそ
2025年12月12日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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記事提供元:映画スクエア
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