イクメンは子供寝かしつけ後の短時間に魚を釣る! 短い時間で釣果をあげる3つのコツ

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ルアーでシーバスを狙う 私は年中、湾奥河川にてウェーディングスタイルでシーバスを狙っているおり、週に1〜3回釣りに行く。平日は移動を含め2〜3時間の釣行となる。基本的にはナイトゲームだ。 子供寝かしつ …
イチオシスト
行きたい時に釣りに行いける。釣り人にとってそれほど幸せなことはないだろう。家事、育児、仕事と釣り以外にやらなくてはならないことが多いのが現実だ。そんな状況でも隙間時間や睡眠時間を削り釣りにいく人も少なくないだろう。しかし、おのずと時間制限が発生し短時間釣行となってしまう。私もその一人だ。今回は短時間でも釣果につなげる考え方を寄稿したいと思う。同じ境遇で悩んでいる人の参考になれば幸いだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・久野田匠)


ルアーでシーバスを狙う
私は年中、湾奥河川にてウェーディングスタイルでシーバスを狙っているおり、週に1〜3回釣りに行く。平日は移動を含め2〜3時間の釣行となる。基本的にはナイトゲームだ。
子供寝かしつけ後に出発
私の場合、仕事が終わり帰宅後すぐに出発できれば良いが子供をお風呂にいれ、寝かしつけてから家を出ることになる。そのため、シーバスフィッシングに重要なタイドグラフ(潮位)を意識してポイントに行くことができない。
また人気のポイントは、先行者がいる可能性が高くポイントに入ることが難しいことも多い。
短時間でも釣果をあげる
しかし、短時間でも要点を押さえれば必ず釣果に繋げることができる。オカッパリ、ウェーディングでの釣りの視点から要点を3つに分けて説明していく。
短時間釣行のポイント選び
まず、一番大事なのはポイント選びだ。釣果の大部分はポイント選びで決まると言ってもいい。時間が選べない場合、潮位の影響でエントリーすることの出来ないポイントが出てくる。
タイドグラフ(潮位)を確認し「この水位ならここだ!」というポイントを複数箇所知っておく必要がある。小潮、中潮、大潮と最低でも3箇所は用意しておくことをおすすめする。
タイドグラフ(提供:TSURINEWSライター・久野田匠)
移動はせずに粘る
ポイントについて釣りを開始してみるが、「ベイトがいない」「反応がない」「雰囲気がない」。このような状況だと移動したい気持ちになるが粘ることが大事である。
あなたがエントリーしたそのポイントは過去の実績などなんらかの考えをもってエントリーしていると推測する。2時間前後の釣行で移動を繰り返してしまうと思った以上移動に時間を浪費してしまう。
爆釣は出来ないかもしれないが、手堅く1本キャッチしたいのであれば同じ場所で粘り、過去の実績と同じ状況を繰り返せるような作戦をとった方が懸命だ。
ポイントの新規開拓
上記で移動はしないと書いたが、ポイントの新規開拓は必ず必要である。川や浜辺などは台風や大雨などでボトム(底)の地形変化が発生する。
数ヵ月まで好調だったポイントが全く釣れないポイントになっていることもある。季節の変わり目には一度調査のために数ヵ所ポイントを巡るのも今後に釣果に繋がる。
新規開拓もあり(提供:TSURINEWSライター・久野田匠)
短時間釣行のルアー選ぶ
短時間釣行では、持っていくルアーを絞ることも大事だ。シーバスフィッシングで使うルアーの種類は現行で販売されているものでもかなりの量がある。
たくさんのルアーを持っていってしまうと、あれもこれもと使ってしまい反応が無いと「どれを使えばいいんだ!」「これがダメなら意外とこれも!?」と迷走してしまうことがある。
「水深は深いのか、浅いのか?」「流れは早いのか、遅いのか?」状況に合っていないルアーでは釣果に繋がりにくい。知識と経験を使ってその日のポイントの特徴を考えてルアーを厳選し準備するのが重要だ。
同じルアーで粘る
ポイントにあったルアーを絞れたら次は状況に合わせないといけない。これがルアーフィッシングの醍醐味であり一番悩むところだろう。釣りをしていると必ず時合(魚がすごく反応する瞬間)を経験する。
時合の時間は長い時もあれば、瞬きしたら終わっている。と感じる時もある。時合が来たときに確実に魚を釣るために実績のあるルアーを信じて投げ続けていれば必ずハマる瞬間がくるだろう。
ルアーは厳選(提供:TSURINEWSライター・久野田匠)
短時間釣行の心構え
時間がなくてもポイントに行く人はとにかく釣りがしたくてたまらない人だと思う。そのため、少しでも長い時間釣りをしたいと思いせっかちになりがちだ。
焦る気持ちから、忘れ物をはじめとする様々なトラブルが発生する。急いでポイントに向かっている時などは転倒や落水などの事故に合う可能性も高くなる。トラブルは釣りをする時間を削ってしまう。
釣りをする時間を減らしてしまうのが、魚が釣れない一番の原因だろう。焦る気持ちをおさえトラブルレスな行動を心掛けたい。かくいう筆者も、いまだにロッドガイドにラインを通し忘れたりする……。
ガイドの通し忘れ(提供:TSURINEWSライター・久野田匠)
なにもしない時間を作る
短時間で魚を釣りたいとなると、みっちり時間いっぱいルアーを投げたくなる。しかし、同じポイントでルアーを投げ続けると魚がルアーを何度も見てしまいスレてしまう。
ルアー編でも記載した時合(魚がすごく反応する瞬間)がきて魚が捕食活動を開始する時にルアーに対して警戒心を持たれてしまうとガクッと釣果は下がる。
むやみやたらに投げ続けるのではなく、ここぞと言うときまで様子を見る時間をつくってみる。最初は不安に思うかもしれないが、最終的に良い結果になることが多い。
経験・情報・知識があれば短時間でも釣果を出すことはきっと出来る。時間がなく悩んでる人はとりあえずポイントに足を運んでみよう!
<久野田匠/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
