年収が高い人ほどポイ活に熱心!? 満足度1位は「楽天ポイント」「PayPay」
イチオシスト
「ポイ活」という言葉がすっかり一般化した今の時代。買い物やサービス利用のたびにポイントを貯めることが当たり前になりつつある。アドバンが運営する画像×ポイ活アプリ「ポイシャ」の調査によると、年収によってポイント・マイルへの関心や満足度に差があることが明らかになった。今回はその実態と、満足度の高いポイントランキングを見ていこう。

年収が高いほどポイ活意識も高い?

株式会社アドバンが運営する画像投稿などでポイントが貯まる“画像×ポイ活アプリ”「ポイシャ」は2024年10月から2025年9月にかけて、主要なポイント・マイルについての認知度と満足度を調査した。その結果、年収が高いほどポイント・マイルに対する認知度が高い傾向が明らかになった。
具体的には、年収600万円以上の層が最も高く(67.21%)、次いで400〜600万円(65.74%)、200〜400万円(62.00%)、200万円未満(58.33%)と続く。年収200万円未満と600万円以上では約10ポイントの差があり、生活水準の違いがポイ活意識にも表れていることがうかがえる。かつては「節約術」として語られたポイ活も、今では高取得者層にとって日常の一部となっている。特定のポイントを戦略的に活用し、出費を最適化する動きが広がりつつあるるのかもしれない。ポイントは貯めるだけではなく、使って得をするといったライフスタイルの一環として定着しつつあるようだ。
満足度1位は楽天ポイントとPayPayポイント

次に注目したいのは、満足度の高いポイント・マイルのランキング。全体の調査では、楽天ポイントとPayPayポイントがともに4.1点で同率1位に。続いてTポイント(3.9点)、dポイント・JRE POINT・TikTok Lite・WAON POINT(各3.8点)が並ぶ結果となった。特に楽天ポイントは、楽天市場や楽天カード、楽天モバイルなど、いわゆる楽天経済圏での利用範囲の広さが支持を集めていると予想される。買い物や支払いを一元化することでポイントが効率的に貯まり、家計の可視化につながる点が評価されているのだろう。

一方で、年収600万円以上の層では、楽天ポイント(4.1点)が1位、PayPayポイントとTikTok Lite(いずれも4.0点)が2位に並んだ。ショート動画を視聴することでポイントが貯まるサービスは、エンタメと報酬を掛け合わせた新世代型のポイ活といえそうだ。日常の隙間時間で自然とポイントが貯まる体験は、効率を重視する層にも響いているのだろう。
ポイ活は単なる節約術ではなく、世代や所得層を超えた生活設計のツールとして機能しているようだ。“お得”を切り口に、よりスマートな生活を支えるポイ活サービスは、今後さらに進化していくとみられる。
記事提供元:スマホライフPLUS
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