「まだ現金派?」Z世代とオトナ世代の“ポイ活スタイル”がこんなに違う!
イチオシスト
昨今、ポイントという概念はますます多様化し、「ポイ活」「ポイント運用」といった言葉も広く普及している。こうした時代のなかで、Z世代とオトナ世代ではポイ活スタイルにどのような違いがあるのだろうか。ポイントモール「ハピタス」は今回、サービス開始13周年(2025年11月2日)に合わせ、ユーザーデータとアンケートをもとに分析を実施した。Z世代とオトナ世代における、ポイントの「貯め方・使い道・目的」について紹介していこう。

ポイントの獲得方法は世代間で大きく異なる

今回の調査結果から、Z世代とオトナ世代におけるポイント獲得方法について回答を見てみると、Z世代では「クレジットカード」が1位、「総合ネット通販」が2位、「就職・転職・アルバイト」が3位となり、オトナ世代と大きく異なる結果となった。クレジットカードはキャッシュレス決済が普及するこの時代において、使えばポイントが自然と貯まるうえ、キャンペーンも多い。転職関連のサービスも、登録するだけでポイントがもらえることから人気を集めている。一方、オトナ世代は「総合ネット通販」が1位、「旅行」が2位、「本・コミック・雑誌」が3位ということから、買い物や旅行を通じて、楽しみながらポイ活していることがうかがえる。

ポイントの交換先についても見てみると、Z世代は「ギフト券」が1位で、アプリなどでもらえたり貯めたりしたポイントをギフト券に交換して利用しているという。オトナ世代は、「現金」が最も多く、Z世代よりも実利志向が強いといえる。

また、ハピタスにおけるユーザーの年間購入金額について回答を見てみると、Z世代は「1万~5万円」が最も多く、「1,000~5,000円」も多いことから、オトナ世代に比べて可処分所得が少ないことが影響していると考えられる。
各世代における「ポイ活の目的」とは?

Z世代とオトナ世代におけるポイ活の目的についても回答を見てみると、両世代ともに「日々の生活費・固定費の節約のため」「お得感・達成感があるから」が1位、2位となった。ポイント自体はそこまで大きい金額になることもないため、生活費や固定費の節約に充てたりしやすいのかもしれない。また、ポイントが目に見えて貯まっていくのが嬉しいだけでなく、数字で目標が見えやすく、達成したときの喜びが「お得感・達成感」を選ぶ理由につながっていると考えられる。
今回の調査結果から、ポイ活が多様化する中、世代間で目的や用途、貯め方が異なることが分かった。キャッシュレスの普及も追い風となり、ポイ活市場は今後も加速度的に拡大していくと予想される。ハピタスが今後実施する調査にも注目したい。
出典:【株式会社オズビジョン】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
記事提供元:スマホライフPLUS
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