北陸新幹線「東京~福井」最速2時間49分へ 最終列車は「20時ちょうど」発に繰り下げ 2026年3月ダイヤ改正
イチオシスト

JRグループは2026年3月14日(土)にダイヤ改正を実施します。今回の改正では、北陸新幹線の速達性向上や、首都圏から福井方面へ向かう最終列車の発車時刻繰り下げなど、利便性の向上が図られます。
【参考】
北陸新幹線、金沢~敦賀間開業は3月16日に決定 東京~福井間の最速達列車は2時間51分(※2023年8月掲載)
https://tetsudo-ch.com/12906304.html
東京~福井が最速2時間40分台に、最終列車は「20時ちょうど」発
北陸新幹線(首都圏~北陸エリア)では、所要時間を短縮。東京駅⇒福井駅へのアクセスは、最速達列車で従来の2時間51分から2分短縮され、2時間49分となります。また、東京~敦賀間も2分短縮され、最速3時間6分で結ばれます。

首都圏から福井駅方面へ向かう最終列車の発車時刻も見直します。現在、東京駅を19時56分に発車している「かがやき517号(敦賀行き)」の時刻を繰り下げ、「20時ちょうど」発に設定します。これにより、首都圏での滞在可能時間が4分拡大します。
なお、「かがやき517号」が停車しない加賀温泉駅や芦原温泉駅へ行きたい場合は、金沢駅や小松駅などで「つるぎ61号」へ乗り換えることができます。

そのほかの主な改正点
今回のダイヤ改正では、利用状況にあわせた臨時列車の増設や、在来線の利便性向上も予定されています。
・臨時「かがやき」増設:東京駅を15時台に発車する臨時「かがやき」を増設し、週末を中心に運転。
・臨時「サンダーバード」「つるぎ」増設:大阪駅を19時台に発車する臨時「サンダーバード」と、それに接続する臨時「つるぎ」をセットで増設。
・七尾線の接続改善:朝の時間帯、特急「能登かがり火」と「かがやき」の接続を改善し、七尾線から首都圏への所要時間を短縮。
・城端線・氷見線:全駅で交通系ICカードが利用可能になります。また、設備改良工事のため夜間の列車時刻が見直されます。
2026年3月14日ダイヤ改正(北陸エリア)概要
改正日:2026年3月14日(土)
【主な変更点】
・北陸新幹線 東京~福井間の所要時間を最速2時間49分に短縮
・東京発・福井方面最終「かがやき517号」を20時00分発に繰り下げ
・臨時列車の増設、七尾線の接続改善など
いよいよ東京~福井間が2時間40分台となり、滞在時間も延びることで、北陸への旅行やビジネスがさらに便利になりそうです。
(画像:JR西日本、TOP写真:PIXTA)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
記事提供元:旅とおでかけ 鉄道チャンネル
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