「絶大な人気に納得!」足漕ぎカヤックをリゾート感覚で体験できる【ホビーベース西湖】に行ってみた

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人気のシットオンタイプカヤック カヤックフィッシングの動画を見て以来、「これ、やってみたい!」とすっかり心を奪われてしまった筆者。先日は横浜港でシーカヤック講習を受け、パドルを手に海の上を初めて進んだ …
イチオシスト
カヤックフィッシングをするために、まずはカヤック選びからスタートした筆者。今回は、初の足漕ぎタイプを体験。富士山の麓という素晴らしいロケーションにある「ホビーベース西湖(HOBIE BASE SAIKO)」を訪れた模様をお届けします。
【あなたの釣りライフが変わる!『カヤックフィッシング特集』を読む】
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夏野)


人気のシットオンタイプカヤック
カヤックフィッシングの動画を見て以来、「これ、やってみたい!」とすっかり心を奪われてしまった筆者。先日は横浜港でシーカヤック講習を受け、パドルを手に海の上を初めて進んだ。
そのとき、インストラクターから聞いたのが「最近人気のフィッシングカヤックは“シットオンタイプ”ですよ」という話。座席がカヤックの上にあり、安定感があって釣りにも最適だという。
ならば次は、その“シットオンタイプ”を体験してみようじゃないか。
初めて見る4人乗りのカヤック(提供:TSURINEWSライター・夏野)
足漕ぎのホビーカヤック
調べてみると、シットオンタイプを中心にさまざまな足漕ぎカヤックを取り扱うのが「ホビージャパン(HOBIE JAPAN)」。各地に「ホビーベース(HOBIE BASE)」という体験施設を展開しており、実際に足漕ぎのホビーカヤックに乗ることができるようだ。
ホビーカヤックについて紹介いただいた(提供:TSURINEWSライター・夏野)
ホビーベース西湖
というわけで、今回は「ホビーベース西湖(HOBIE BASE SAIKO)」へ。富士山の麓、透明度の高い富士五湖の一つ・西湖でのカヤック試乗体験なんて、聞くだけでワクワクしてくる。
ホビーベース西湖(提供:TSURINEWSライター・夏野)
ミラージュ・パスポートに試乗
体験したのは、1人乗りの足漕ぎタイプ『ミラージュ・パスポート(Mirage Passport)』。簡単な説明を受けたあと、例によってすぐに水面へ。「え、いきなり?」毎回思うのだが、どうやらカヤック体験ってこういうものらしい(笑)。
今回試乗したのはミラージュ・パスポート(提供:TSURINEWSライター・夏野)
スピードに感動!
ぎこちなく初のペダルを踏み込む。同時に艇が抵抗なくスーッと進む。「え、速い!」。今回のカヤックは安定感のある幅広形状だが、簡単にスピードが出る。あまり力を入れている感覚はないのに、向かい風でもスイスイ進む。
なるほど、足のパワーは腕のそれより何倍も強い。簡単にスピードが出せるのも納得だ。これは……「楽しい!」。
多少の向かい風でもグングン進む(提供:TSURINEWSライター・夏野)
フィッシングカヤックとしての使い勝手
操船の楽しさについ忘れそうになっていたが、今回の目的は自分に合うフィッシングカヤックを探すこと。釣りをしている状況をできるだけ具体的に想定し、動きと操作性を試してみた。
ポイントへのアプローチ
小型艇だから、岸際ギリギリまで寄れる。スピード調整も簡単にできるので、極めて静かに接近できるのだ。魚に気づかれにくいのは大きな利点だ。
岸際ギリギリまで静かに接近できる(提供:TSURINEWSライター・夏野)
小回りの良さ!
手元のレバー操作だけでクルクルと方向転換ができる。位置の微調整も思いのままなので、ピンスポットでポイントを探りたいときなど特に重宝しそうだ。
手元のレバーで簡単に向き変えができる(提供:TSURINEWSライター・夏野)
両手がフリー
足漕ぎ最大の利点は、やはり両手が自由になること。ロッドを構えたまま進めるし、片手に竿を持ちながら魚の取り込みも簡単にできる。
実際に試してみて、「これが釣り人に人気の理由か!」と納得した。
ミラージュ・パスポートの特徴と魅力
今回乗ったのは『ミラージュ・パスポート(Mirage Passport)』という1人乗りのモデル。『ミラージュドライブ』という、ハサミの刃のように左右交互にフィンを動かして推進力を得る独自のシステムが採用されている。この機構が思った以上のパワーを生み出すので、軽く漕ぐだけでもスムーズに進めるのだ。
推進力の元ミラージュドライブ(提供:TSURINEWSライター・夏野)
キックアップ機構
フィンには柔軟な素材が使われており、さらに障害物に当たると自動で跳ね上がる「キックアップ機構」が備えられている。そのため、水中の岩や流木などにぶつかっても衝撃を吸収でき、自然環境を傷つけにくい設計になっている。これなら浅瀬や障害物の多いポイントも安心して攻めることができそうだ。
カスタマイズ性が高い
またカスタマイズ性も高く、簡単にロッドホルダーや魚探などのアイテムを後付けできる。少しずつ自分だけの理想のフィッシングカヤックを形にしていく、そんな過程を楽しむのも醍醐味の一つだ。
ロッドホルダーや魚探が後付け可能(提供:TSURINEWSライター・夏野)
ホビーベース西湖は1年中楽しめる!
今回お世話になった「ホビーベース西湖(HOBIE BASE SAIKO)」は、フィッシングカヤック以外にも、4人乗りの大型カヤックやスタンドアップタイプ、さらにはセーリングカヤックまで体験できる。また夏は湖上から花火大会を眺めたり、冬は雪景色を見ながらまったり漕いだりと、四季を通してカヤックの楽しみを発信している。
リゾート気分も
施設や設備はとても綺麗。2Fにはハンモックの備わったくつろぎスペースまであって、カヤックを楽しんだ後は湖を眺めながらまったりリゾート気分が味わえる。スタッフさんの対応も親切丁寧なので、カヤック未経験の人でも安心して楽しめる。
2Fのくつろぎスペース(提供:TSURINEWSライター・夏野)
詳細
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖1030 西湖キャンプビレッジGNOME内 ホビーベース西湖
・営業時間:金土日祝:10:00~17:00
・夏季(7月19日〜8月):毎日営業 8:00~17:00
・冬季(12月〜3月):金土日祝 10:00〜16:30
※都合により変更となる場合がございます
ホビーカヤックの体験・レンタルなどを実施中。
釣りのためのカヤック選び
前回の講習と今回の体験を通して、複数のタイプのカヤックを試してきた。ナブラを追って疾走するスピード重視タイプ、たっぷり荷物を積んで旅するツーリングタイプ、そして、両手がフリーになる足漕ぎタイプ。
どれも魅力的で、選ぶのが本当に難しい。どんなスタイルのカヤックフィッシングを楽しもう?そんなふうに迷っている時間もまた楽しい。自分にぴったりのカヤックを探す旅は、まだまだ続きそうだ。
<夏野/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
