賞金王候補・生源寺龍憲のお手本は約50年前のスイング! 右ワキが空かない“トレビノ流”トップの作り方は?
イチオシスト
メジャー6勝を挙げたリー・トレビノ。そんなトレビノのスイングを理想とする生源寺龍憲は、「彼のスイングは現代にも通じ、特に、正確なアイアンショットを生むためのヒントが数多く隠されています」と語る。「トップで大事なのは、左手でグリップを握り、右手は添えるだけ」という生源寺に、トップの作り方を教えてもらった。
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トップで大事なのは、右手が力まない形を作ることです。右手が力んでしまうと、右ワキが空いた形になってシャフトクロスになったり、手先で振り下ろしたりするなどのミスにつながりやすいからです。
トレビノのトップの写真を見ると、右手人差し指が外れており、右手に力が入っていないことが分かります。左手でクラブを握ったら、右手はクラブの重さを感じるだけ。そうすれば、右ワキが締まったレイドオフの形が作れます。
それを体感するために、スプリットハンドでトップの形を作ってみましょう。すると、右手が力みません。通常のスイングでのトップを作って右手のヒラを開き、ヘッドの重さを感じてみるのもいいでしょう。
それと、僕はトップで左手を掌屈させません。左手前腕が力み手打ちになるので、左手甲は真っすぐに保つようにしています。その方が、脱力してスイングすることができます。
■生源寺龍憲
しょうげんじ・たつのり/ 1998年生まれ、山口県出身。身長162cmながら平均飛距離298ヤードを誇る。現在賞金ランク1位。「理想のスイングはトレビノ」と語る“トレビノマニア”
■リー・トレビノ
1939年生まれ、米国出身。メジャー通算6勝、PGAツアー通算29勝をマーク。全盛期の1970年代はジャック・ニクラスのライバル。ライダーカップにも6度選出された。
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<ゴルフ情報ALBA Net>
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