日本は「一人旅」「食」志向が世界一 特にZ世代は円安でも旅に積極的
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イチオシスト
イチオシ編集部 旬ニュース担当
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さすがにこの円安で、海外への旅は“お勘定”が気になって尻込み・・・かと思いきや、案外みんな積極的なようだ。ドイツの交通比較予約プラットフォームOmio(独・ベルリン)が旅行トレンド調査レポート「NowNext ‘25」日本版を発表。円安下でもZ世代の67%が旅行に意欲的という結果が出ている。
調査対象は日本、オーストラリア、ブラジル、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、アメリカの成人1万555人で、そのうち今後1年以内に旅行する可能性がある9373人を分析した結果。調査期間は8月6〜25日。円安環境下でも日本人の旅行意欲は健在で、57%が「来年も旅行をしたい」と回答。中でもZ世代の67%が「よりひんぱんに旅行したい」と答えている。Z世代は海外、特にヨーロッパへの関心が他世代よりも比較的高く、世代によって志向の違いがあるようだ。また、「一人旅志向」は24%と世界で最も高く(グローバル平均は17%)、「食をテーマにした旅」は世界平均を10ポイント以上上回る(日本平均 45%、グローバル平均 33%)など、日本独自の旅行トレンドが明らかになっている。さらに世界的に「聖地巡礼」の関心が高く、日本は世界平均を4ポイント上回った。
国内旅行に関しても、日本では来年79%が予定しており、グローバル平均の68%を11ポイント上回った。
面白いのは、テレビドラマや映画の影響で旅先を決める割合が、世界でもトップクラスであること。グローバル平均は23%、日本平均は27%だった。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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