信頼置く『クロムツアーX』と新1W 今井鮎美はプロテスト合格へ手応え増す単独4位
イチオシスト
<Sky Look up Ladies Cup 最終日◇24日◇グリッサンドゴルフクラブ(千葉県)◇6441ヤード・パー72>
11月に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の最終プロテストを控える今井鮎美が、マイナビネクストヒロインツアー第13戦をトータル5アンダーの単独4位で終えた。第12戦に続くトップ10フィニッシュ。悲願のプロテスト合格に弾みをつけた。
「アイアンショットが良くて、自信を持って振れているなかでチャンスに付いて、パットも入ってくれました。安定したプレーでトラブルもなく終われました」
千葉県のグリッサンドゴルフクラブで開催された第13戦は昼間になっても気温が上がらず、時折雨が降るなど、厳しいコンディションの中で開催された。多くの選手がスコアメイクに苦戦し、スコアを伸ばせずにいるなか、今井の安定したプレーを支えたのが今大会から新たに投入したキャロウェイの『ELYTE♦︎♦︎♦︎ ドライバー』と『クロムツアーX ボール』だ。
「少し前までティショットに自信がない部分があったのですが、いろいろなヘッドやシャフトを試して、この試合から新しいドライバーに替えました。ティショットのミスの幅が落ち着いてきて、安定感が増しました。ヘッドの重さがちょうど良くて、バランスが良いのですごく振りやすくなったんです」
今井はそれまで使用していたドライバーに違和感があり、振りにくさを感じていたという。最終プロテスト出場を目前に控えてギアを変更するのは思い切った決断だったが、「今までで一番しっくり来ている」と新ドライバーに大きな手応えを感じている。
「『クロムツアーX ボール』は柔らかい打感と、スピン量が適正になることが気に入っています。私はスイング的にヘッドが強く入り過ぎてグリーンをオーバーすることがあるのですが、ボールを替えてから、しっかりグリーンに止まってくれるようになりました。あと私が使っているパターは打感がしっかりめなので、『クロムツアーX ボール』の柔らかさと好相性な点も気に入っています」
自信を持ってプレーする上で、信頼できるギアの存在は必要不可欠なもの。新たな相棒を手にした今井は、「今のところ、いい感じに仕上がってきています。最終プロテストには良い状態で臨めそうです」と自信をのぞかせた。(文・田辺直喜)
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