新ゴルフツアーの会場『TGX Osaka』に石田純一、金田久美子ら登場 プロたちの対戦で大盛況「夢のようなゴルフ」
TGX GOLFが今月13日に発表した、来年1月開幕予定のハイブリッドeスポーツゴルフツアー「TGXシリーズ」。全国都市6会場で行われるのだが、そのうちのひとつ『TGX Osaka vista K golf premium』で20日にプレオープンイベントが開催された。
会場には、同スタジオの店舗運営を行うキタムラ建設グループのスポンサープロである金田久美子、吉本ひかる、宮田成華、上野菜々子の4人と、男子プロの時松源藏、今年のPGA資格認定プロテストで合格を果たした清水大雅が登場。MCにはタレントの石田純一氏と元読売ジャイアンツ投手の宮本和知氏が登壇した。
イベントでは金田チーム、吉本チームの2チームに分かれて、シミュレーターゴルフ『FULL SWING(フルスイング)』を用いた特別試合も行われた。3ホールを終えて1勝1敗1分けと互いに一歩も譲らず、延長戦に突入。タイガー・ウッズ(米国)が設計したペインズバレーGCでのニアピン対決で、4.5メートルにつけた金田チームに軍配が上がった。
清水は「この素晴らしいシミュレーションゴルフで、実際に海外のゴルフ場でプレー出来て楽しかったです」と話し、上野は「なかなか回れないコースを体験できてうれしかったですし、リーダーの金田さんのおかげで優勝することができた。ありがとうございました」と金田に一礼。金田は「すごく楽しかったです。歩かなくていいし、日焼けもしない。私にとって最高の、夢のようなゴルフです」と話して観客の笑いを誘った。
吉本は「負けてしまったんですけど、パターやショットもリアルでしたし、実際のコースを回っている感じで楽しかったです。ありがとうございました」と話した。同チームの宮田は「天候や気温にも左右されないですし、リアルさながらのところでできてすごく楽しかったです。試合ぐらい緊張しました」と、高性能のシミュレーターに驚いていた。
時松は「最近とても暑くて、寒いので、このインドアで快適な温度でできるという、素晴らしい施設もどんどん増えてくると思います。そのなかで最高技術のフルスイングでプレーができて本当に楽しかったです。またゴルフ界もいろんな形で進化していくと思いますけど、僕たちプロゴルファーも頑張って行きますので、応援よろしくお願いいたします」とゴルフ界の発展を喜んだ。
キタムラ建設グループ代表兼CEOの北村道一氏は、「プロの方も来ていただいて、盛大に開催できたと思います。それから、メディアの方にも来ていただきまして、配信もしながらの開催となりました。とてもうれしく思います」と話した。
さらに、「TGXさんの説明、今後の展開なども伺って本当に共感しました。もちろん機械自体が優れているというのもありますけど、それ以上にTGXを関西から主導して日本に広めていきたい。今回が関西初となりますが、弊社の店舗からご利用いただきつつ、各地方のオーナーさんなど、導入に興味を持たれる方も今後出てくるはずなので、一緒に広めていきましょうと話しております。僕としても、これまでの自分のネットワークも生かしながら広めていけたらと思っております」と想いを明かした。
TGXシリーズは、最新ゴルフシミュレーターを使用するチーム制ゴルフトーナメント。各チームはキャプテン1名とプレーヤー3名で構成され、日本全国6地域の会場で6チームがポイント制で対戦する。会場は、今回の大阪と東京があり、残りの舞台もツアー開幕に向けて準備を進めている。
近年、20代を中心にゴルフ人口が増加しているなかで、こうしたエンターテインメント性の高い大会が登場する意義は大きい。同大会はプロだけではなく、予選会を勝ち抜いたアマチュアも出場もできる。新たな観戦、競技のスタイルとして注目が集まりそうだ。(文・高木彩音)
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