香良洲海岸の投げキス釣りで19cm頭に53匹キャッチ!【三重】数・型ともに大満足
香良洲海岸の投げキス釣りで19cm頭に53匹キャッチ!【三重】数・型ともに大満足">
香良洲海岸でキス釣り キス釣りのシーズンは後半戦。産卵を終えたキスは、栄養を取るためにエサを捕食し、その後、越冬へ向けて荒食いが始まる。暑さが弱まれば釣果は安定して楽しめるのではないか。私もそう思って …
9月に入ったが、日中はまだ暑い日が続いている。朝晩は少し気温が下がった気はするが、エアコンなしで過ごせるほどではない。猛暑の影響なのか、サーフのキス釣りは不調が続いており、私が住む三重県も数型ともに安定していない。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
香良洲海岸でキス釣り
キス釣りのシーズンは後半戦。産卵を終えたキスは、栄養を取るためにエサを捕食し、その後、越冬へ向けて荒食いが始まる。暑さが弱まれば釣果は安定して楽しめるのではないか。私もそう思っている一人だ。
三重県の伊勢湾寄りのサーフは昨年ほどの釣果はないが回復傾向にある気がしたので、9月14日は三重県津市の香良洲海岸へ釣行した。潮は小潮、満潮は午前10時53分、干潮は午後3時33分。上げ潮にかけての釣りだ。

ちなみに阿漕浦海岸は駐車場に入れなかった。町屋海岸はルアー釣り師が多く、キス釣り師もいたがあまり良いとは思えなかった。あちこち走り回ったので午前7時30分に香良洲海岸に到着すると、護岸は車であふれ、砂浜を見ると大勢のキス釣り師が等間隔に並んでいる。あまりの人の多さに驚いてしまった。
帰って来た人に状況を聞くと、早朝は良型が多かったようだ。クーラーには10匹ほど良型キスが入っていた。開始時間は遅いが期待できそうだ。
1投目からヒット
早速道具を持って砂浜に出た。川から流れてきた木くずやアマモ等の海藻ゴミが多い。ハリ数を増やしたいが、投げるスペースが狭いので、仕掛けはビクトルキス5号5本バリとした。
第1投は正面5色半(1色は25m)に投入。イトふけを取って探り始めるとすぐにアタリが出た。1投目から良い感触だ。探りを繰り返すと、5色を切ったころに追加のアタリ。そのまま探って1色残して回収するとキスが3匹掛かってきた。1匹はピンギスでリリース、残りの良型はクーラーへ。幸先の良いスタートだ。

第2投も同じ方向の5色半ほどへ投入。なじませた後に数十秒ほど待ったがアタリは出ない。探り始めると、また5色切った所でアタリが出た。5色のイトから4色のイトに変わる辺りで追加らしきアタリ。1投目と同じ距離だ。2色ほど残して回収するとキス2匹、メゴチと小ダイが掛かってきた。今年は外道が多い。
ハリ数を増やして釣果を伸ばしたいが、人が多く、またキャストできるスペースが狭いため8本バリに変更した。
ゲストもピンギスも元気
やがて潮止まりが近づいてアタリが遠のいたのかキャスターが少なくなったので、横方向のスペースに余裕ができた。これならもう少し遠投できる。6色出し切り近くへ投入。少し探った所でアタリがあり、またすぐにアタリ。良さそうな雰囲気だ。しばらく探って回収すると、良型のキスが4匹掛かってきた。
その後は6色から4色の中を探ると素バリがない程度にキスが掛かるようになった。相変わらずメゴチやヒイラギ、小ダイも掛かる。また今年は少し早くからピンギスが出始めたようで、良型のエサを奪うようにハリ掛かりしてきた。
潮が止まりアタリは少なくなったが、やがて下げ潮が動くと意外にも潮止まり前と同じような距離でアタリが出る。
期待以上の結果に満足
その後も順調に追加し、午後1時近くに納竿した。釣果は19cmを頭に53匹。スタートが遅かったわりに数型ともに満足できる釣果を得ることができた。
思っていたよりサイズが良く、数も期待以上だった。今年はアマモが多く思うような釣りができなかったが、うまくポイントを探せばストレスなく釣りができると思う。

最近、浜が侵食されているのか波がかなり近くまで迫ってくるように感じた。満潮時は砂浜に草や竹、木、海藻などの漂流物が打ち上げられているので少し狭く感じた。
キスの状況は思っていたよりも良い感じだ。小型も交じるが、飽きない程度に釣れるので楽しめそう。群れを成している感じはないので足で探るのが良さそうだ。釣り場がなくならないよう、車の止め方に注意を払い、ゴミの持ち帰りも忘れないように。
<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>
記事提供元:TSURINEWS
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