次なる勝利で超高級車をゲット? 木村彩子が初V時の「赤字」で母親から突きつけられた“掟”
<富士通レディース 最終日◇19日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6697ヤード・パー72>
初優勝の時と“同じ轍”は踏まない? 木村彩子の優勝会見では、コース外での“マネジメント”についても、多く語られた。
それは車の話題になった時。木村は2021年に2300万円をかけ高級車の『マセラティ レヴァンテ』を購入するなど、大のクルマ好きとしても知られる。
初優勝は22年の「アース・モンダミンカップ」。その大会といえば、賞金総額3億円で、優勝者は5400万円を手にする日本屈指の高額大会だった。だが今回の会見では、その時の“失敗談”が明かされる。
「BMWを買ったんですけど、キャディバックとかがそんなに乗らなくて…。半年くらいで売っちゃって…」
約2000万円の投資だったが、プロゴルファーはキャディバッグのみならず、日頃から荷物が多い職業。大型モデルを選べばよかったものの、必要な“キャパシティ”に満たないものを選び、結果、泣く泣く手放したという。「けっこう赤字でした」と、自虐的に笑う。
待っていたのは、金銭的な損失だけでなく、母・美保さんからの“お叱り”も。「3勝目を挙げるまで、次(のクルマを)、買っちゃダメと言われてしまって…」。今回は通算2勝目。ノルマまでは、もう1勝が必要だ。
同じくクルマ好きの父・東吾さんは、『これ、かっこいいぞ』などと、背中を押してくる“同志”だが、やはり母は強し。そのため今回の優勝賞金1800万円は「使い道をまったく考えてません」とも話し、これが次なる愛車への資金に繰り越されるのかもしれない。
ちなみに次に狙っているクルマの話題になると、「SUV系で、大きくて派手なクルマが好き。ランボルギーニとか、あと高くて手が出ないけどフェラーリのSUVも興味はあります。フェラーリはさすがに無理ですけど…」と、表情もさらに生き生きしてくる。ちなみにフェラーリのSUVモデル『プロサングエ』は新車で5000万円超。まさに夢のクルマだ。
今後の目標は「メジャーチャンピオンになりたい」。今季残るメジャーは、優勝賞金3000万円のシーズン最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。ビッグタイトル獲得なら、母も首を縦に振る…かも?
<ゴルフ情報ALBA Net>
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