旅系YouTuber・Bappa Shota、ウイグル訪問動画のコメントで「命の危険感じた」と明かす
旅系YouTuberの「Bappa Shota」(登録者数143万人)がサブチャンネルを更新し、視聴者からのさまざまな疑問に答えました。
何度説明しても疑惑が解消していなかった
Bappa Shota(バッパー翔太)は今年6月、中国の新疆ウイグル自治区を訪問する動画を公開。その後、3カ月近く動画の投稿がストップしたため、何らかのトラブルに見舞われているのではないかとの心配の声が寄せられました。
9月になって動画で無事に帰国していることを報告したものの、その説明に対しても疑問を抱く視聴者が続出。中国政府による洗脳や、AIによるなりすましを疑う声まで上がっていました。10月16日、翔太はタイからインスタグラムのライブ配信を実施。改めて無事を伝えたものの、一部からはそれでも疑問の声が止むことがなかったようです。
中には、疑惑があるとの立場で有名YouTuberが騒動を拡散していた例もみられました。
ライブ配信をしない理由
そんな状況のためか、20日に翔太はサブチャンネルを更新し、「ベトナムにて今回の一件の真実を全てお話します」と題した2本の動画を連投しました。
まず、翔太は自身の現在地を明らかにせず、ライブ配信も実施しなかった理由を説明します。
過去に翔太はバンで日本一周する企画を実施していましたが、この当時は現在地を公開し、生配信もしていたのだとか。ところが、つきまとったり、車を覗いたりといったストーカーまがいの行動を取るファンがいたほか、突然押しかけてきたファンに対応するためにスケジュール変更を余儀なくされたこともあったといいます。そうした経験から、現在は位置情報の共有も生配信もしていないと説明しました。
翔太のインスタグラムでは、現在地がずっと中国になっており、これとトラブルと結びつける声もありました。翔太によると、ここにはリアルタイムの場所ではなく、YouTubeで現在公開している地域を現在地として記載しているということでした。
命の危険を感じるようなひどいコメントが
翔太は、時系列に沿って、中国訪問前後に訪れた国についても説明します。
目まぐるしいスケジュールの中で、スイスを訪れた際、スイス人のネットの向き合い方に感銘を受けたという翔太。この動画は今後公開されるようですが、自分が電話をかけるとき以外は、ずっと機内モードにするといった使い方も知ったようです。
そんな中、くだんのウイグルの動画に「命の危険を感じるようなホンマひどいコメント」が数多く寄せられたとのこと。スイスの友人からSNS断ちを勧められて、ネットから離れることを決めたそうです。
工作員かどうかは問題ではなく、一人ひとりと向き合うことを重視
AI疑惑に関しては「僕が撮りましたとしか言いようがないですね」と説明。ウイグルで翔太の取材を受けた人物が、「工作員」ではないかとの憶測に対しては、「友達から紹介してもらった人」だと答えました。
その一方で、「工作員かどうかは重要じゃない」とも述べた翔太。自身のチャンネルはあくまでも「僕が経験した世界を皆さんにシェアする」ことが目的だとし、肩書や国籍などのフィルターを通してではなく、一人ひとりと対話することを重視していると強調しました。
ウイグルの動画のコメント欄に関しては、誹謗中傷や内容とは無関係の意見が数多く寄せられていることから、承認制にしているとのこと。コメント欄をどうするかは、閉鎖にも言及しつつ検討する姿勢を見せていました。
中国と北朝鮮の国境でドローンを使って撮影していたことについては、現地の代行者を通じて正式な撮影許可を取ったと説明。飛行中に許可証の提示を何度も求められたと明かしていました。
翔太はこのほかにもさまざまな質問に答えており、コメント欄では今のところ、安堵する声が多いようです。中には、「憶測だけでここまで騒ぎ立てて、挙句わざわざDMで誹謗中傷しに行ってしまう人たちが同じ日本人であるという事実に震えますね」といった声も寄せられていました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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