区立小の児童が考えた新作パンを販売 首都圏ライフ、大田区内店舗のインストアベーカリーで
首都圏ライフ(東京)が大田区立山王小学校の児童たちと協同で考案した新作パンが、大田区の東馬込店・上池台店・マチノマ大森店のインストアベーカリー「小麦の郷」で期間限定販売される。
児童たちの学びの一環として、実社会を体験することを目的に2024年9月からスタートした協同授業。山王小学校5年生137人が32班に分かれ、思い思いの新作パンの考案に取り組んだ。ベーカリー担当バイヤーから商品開発のポイント、マーケティングなどの講義を受けながら企画書を作成。約40回の授業を経て、今年3月に児童からバイヤーに対し考案した新作パンのプレゼン会が行われた。このほど、32のアイデアから選ばれた4つの新作パンが販売される。
児童が考案した新作パンと販売期間は、「おばけパン(いちごクリーム)」が10月31日(金)まで、「カレー風味のサクッとパン耳ラスク」が12月14日(日)まで、「チョコとイチゴのメロワッサン」は11月3日(月)~11月24日(月)まで、「しょうが焼きサンド」が11月25日(火)~12月14日(日)まで。
商品開発を体験した児童は、「この学習を通して、相手の目線に立って考えることの大切さを学びました。特にコンセプトを決めるときには、どんな人が・どんなときにパンを食べるのか具体的に想像しました。また、より安く・より良いパンを考えた上で、説明内容や伝え方を工夫し、ライフの皆さんにプレゼンテーションをしました。皆さんに伝わりやすいように発表することが難しかったです。パンを作るのに、こんなに長い時間がかかることに驚きました。みんなで考えたパンが販売されると聞き、とてもうれしいです。さまざまなことを教えてくださり、ありがとうございました」とのコメントを寄せている。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。