生田絵梨花、『リア王』でフィリップ・ブリーン演出に感銘「人生の贈り物」

俳優・生田絵梨花が10月12日、自身のInstagramを更新し、出演舞台『リア王』の開幕を報告した。
投稿では、演出を手がけたフィリップ・ブリーン氏と主演の大竹しのぶとのスリーショットを公開し、感謝と喜びの気持ちを綴っている。
生田は「『リア王』開幕しました!!日々熱い眼差しを注いでくださり、ありがとうございます」と開幕の喜びを報告。
「2年前『ジプシー』で共演した時に、しのぶさんからフィリップの素敵なお人柄についてお話を伺っていました。
自分もいつの日かご一緒できたらなぁ、と思っていた、あの時から今、おふたりに挟まれている私!夢みたいだ!」と綴り、
念願の共演が実現した喜びを語った。
続けて「愛、情熱、知性に溢れたフィリップの演出を受けられたことは人生の贈り物だと思っています」と、
演出家フィリップ・ブリーンへの敬意を表しながら、舞台づくりへの思いを明かした。
投稿の最後には「イギリスチームが帰国し、寂しさもありますが、しっかりエネルギーを宿し続けながら、皆さんと共に、頑張ります!」と今後への意気込みをつづり、真摯な姿勢を見せた。
Instagramには、フィリップ・ブリーン氏(@phillipbreen_director)と大竹しのぶ(@shinobu717_official)との和やかなスリーショットが添えられ、充実した表情を見せる生田の姿が印象的だ。
コメント欄には「いくちゃん幸せそうな顔してる」「リア王見に行きたい」「どんどん活躍の幅を広げててかっこいい」
「大竹しのぶさんとの共演、最高ですね」といった応援メッセージが相次ぎ、ファンから大きな反響を呼んでいる。
『リア王』は2025年10月から11月にかけて東京と大阪で上演される。上演台本・演出を務めるのは、人間の心理や社会を鋭く描き出すことで知られるイギリスの演出家フィリップ・ブリーン。
これまでの日本上演版を一新し、現代的な再翻訳版として新たに生まれ変わった作品だ。タイトルロールのリア王を演じるのは、日本を代表する女優・大竹しのぶ。男性の王を演じるという難役に挑み、注目を集めている。
共演には宮沢りえ、成田凌、生田絵梨花、鈴鹿央士など、実力派俳優たちが名を連ねる。
物語は老いた王が国を三人の娘に分け与えようとしたことから始まり、やがて裏切りと狂気、そして人間の「光」と「闇」が交錯する究極の人間ドラマが展開される。
生田にとっては、これまでの音楽やミュージカルの経験を超えた、本格的なストレートプレイへの挑戦でもある。
かつて『ジプシー』で大竹しのぶと共演した際にも高い評価を得た彼女だが、今回の『リア王』ではさらに深みのある演技を見せており、舞台女優としての確かな成長を感じさせる。
生田絵梨花の投稿は、舞台を愛し、共演者への敬意を忘れない彼女の真摯な姿勢を映し出すものだった。
『リア王』という壮大な作品の中で、彼女がどんな新たな表情を見せるのか、今後の公演にも期待が高まっている。
記事提供元:デイリーニュースオンライン
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