どこまでならOK? スタバで“ドリンク1杯”の滞在時間、利用者が考えるボーダーラインは
スタバで勉強する学生を見かけたことがある人は多いだろう。場所や時間帯、混雑状況にもよるだろうが、こども教材プラスは、ドリンク1杯で勉強を続ける学生に対して人々がどのような印象を持っているのか、意識調査を実施した。

スタバで勉強する行為は「迷惑」58%

日本最大級の教育Webメディア「こども教材プラス」は、2025年10月、スタバを月1回程度利用する100人を対象に、スタバでの滞在時間に関する意識調査を実施した。
スタバで勉強している学生を見て、迷惑だと感じたことがあるかを尋ねると「よくある」10%、「たまにある」48%と、58%が迷惑だと感じていることが分かった。また学生の勉強行為について多くの人がやめてほしい欲しいと答えており、快く思っていない実態が明らかになった。

では、どのような行為が迷惑なのか尋ねてみると、「混雑時の長時間の滞在」が43%、次いで「友達との話し声」25%、勉強そのものよりも混雑していても席を譲らない、勉強しながらおしゃべりをしてしまうなどの周りへの配慮を欠いた行動が不満の原因となっているようだ。
1杯のドリンクでの滞在時間は「1時間まで」が最多

迷惑行為の上位に「長時間の滞在」が挙がったが、具体的に何時間までの滞在なら許容範囲なのかを尋ねると、最も多かったのが「1時間まで」34%、次いで「1時間30分まで」23%、「2時間まで」21%であった。ドリンク1杯で妥当と考えられる滞在時間は、「1時間まで」が多くの利用客が考えるボーダーラインといえそうだ。
また、スタバで最も迷惑だと感じる行為として「大きな声での私語」が最多で、そのほか「長時間滞在」や「学生の勉強」「大人のパソコン作業」が挙がった。
カフェを利用する目的はさまざまだが、ちょっとしたリフレッシュや休憩に利用したい人にとっては、あまり大声で会話されると騒がしく感じてしまい、気が休まらない状態にあるようだ。友人や同僚と交流の場として利用する場合は、周りに配慮して会話を楽しみたいものだ。
いずれにしても、混雑時の長時間滞在は配慮に欠ける行為として迷惑だと感じる人が多いことから、1時間程度を目安に席を譲る心配りを意識したいものだ。
出典:【こども教材プラス】
※サムネイル画像(Image:Natee Meepian / Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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