HKT48が芥屋に登場! パー3のDJホール、石川遼Vのアプローチコンテスト…夏のゴルフフェスはイベント“モリモリ”
<Sansan KBCオーガスタ 3日目◇24日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7274ヤード・パー72>
芥屋で行われている国内男子ツアーの週末は、イベントが盛りだくさんだ。土曜日には7226人のギャラリーが来場。選手のプレーはもちろん、ギャラリープラザなども楽しんでいた。
午前7時30分からは土日限定で『朝ヨガイベント』が開催。スタートホールでもある1番のティイングエリアで開かれ、太陽の光を浴びながら、芥屋で爽やかな朝を迎えているひとたちもいた。
12番パー3(170ヤード)は毎年恒例の『DJホール』。主催する九州朝日放送株式会社(KBC)の人気番組のMC陣による実況と音楽で、その場を盛り上げる。土曜日には石川遼が7番アイアンでグリーンエッジにキャリーさせて、コロコロとピン右30センチまで寄せてバーディを奪取。ギャラリーからは歓声と拍手が沸き起こった。
石川にその狙い方を聞いてみると、「風もそんなになかった。7番(アイアン)だと少し大きいかなと思ったけど、短めのクラブで打つよりは、7番で抑えればオーバーはないかなっていう距離感。結果もそうなったって感じでしたね」。読み通りの結果だった。
すべての選手がホールアウトしたあとには、18番ホールで選手による『アプローチコンテスト』も行われた。参戦したのは石川、地元・福岡出身の出利葉太一郎、昨年の同イベント優勝者の長野泰雅、2018年大会覇者の出水田大二郎、阿久津未来也、3日目を終えて単独首位に立った香妻陣一朗の6人だった。
距離は53ヤード。グリーンは段になっており、ピンは一段目の左端に切られていた。トップバッターの長野は「今年も勝ちます」と意気込み、ピン奥の上り傾斜にボールを落として、カップ方向に転がすアプローチを見せた。記録は2メートル14センチで、拍手が起きる。
出利葉が1メートル63センチ、阿久津が2メートル92センチ。香妻は手前のバンカーに入れて計測なしで、「俺、リーダーボードでトップですよ(笑)」とヒザを落として笑いに包まれる。出水田は2メートル35センチだった。
アプローチコンテストを制したのは、最後に打った石川。1メートル25センチにつけ、両手を上げて喜んだ。商品の『佐賀牛3キロ』を受け取り、「僕よりもお肉が似合う選手がいっぱいいたけれど、僕がいただけるみたいなので、家族ですぐに食べ切っちゃおうかな。ありがとうございます」と笑顔で話した。
アプローチイベントが終わると、音楽が爆音で流れ始めた。しばらくすると、アイドルグループ『HKT48』がグリーン周辺に登場してスペシャルライブが披露された。ファンたちが集結し盛り上がるなか、阿久津が立ち上って音楽に合わせて踊るなど大盛り上がり。朝から夕方まで、様々なイベントが用意され、ファンにとっても楽しい一日になった。(文・高木彩音)
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