ペンギンと教壇に立つ英語教師 教師の悩み相談に乗るペンギンの姿も 「ペンギン・レッスン」場面写真

2025年12月5日より劇場公開される、英語教師と重油にまみれた瀕死のペンギンの偶然の出会いから起こる奇跡を描いた、世界22カ国で刊行された実話を基にしたベストセラーの映画化作「ペンギン・レッスン」から、新たな場面写真が公開された。
公開されたのは、子供から大人まで、ペンギンのフアン・サルバトールに心奪われた登場人物の姿を捉えたコミカルな場面カットの数々。ペンギンのフアンとトムが一緒に教壇に立つカットや、うれしそうにフアンに魚をあげる生徒たち、教師の悩み相談に乗るフアン、海に戻るのを拒むフアン、サッカーの応援をするフアンなど、愛らしい一羽のペンギンが周りの人間たちに笑顔と幸せを運ぶ様子が収められている。





「ペンギン・レッスン」の舞台は、1976年の軍事政権下のアルゼンチン。夢を見失い、人生に希望を見いだせずにいたイギリス人の英語教師・トムは、名門寄宿学校に赴任する。混乱する社会と手強い生徒たちに直面する中、旅先で出会った女性とともに、重油まみれの瀕死のペンギンを救うことになる。女性にはふられ、残されたのはペンギンだけ。海に戻そうとしても、ペンギンは不思議と彼の元に戻ってくる。こうして始まった奇妙な同居生活。「サルバトール」と名付けたそのペンギンと不器用ながらも少しずつ心を通わせていき、人生の意味と生きる喜びを取り戻していく。
実在の教師トム・ミッシェルが、自らの体験をつづった回顧録に基づいて作られた。原作の「人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日」(ハーパーコリンズ・ジャパン刊)は、世界22カ国で刊行されベストセラーとなっている。監督は「フル・モンティ」のピーター・カッタネオ。「ロスト・キング 500年越しの運命」などのスティーヴ・クーガンが主役を務めた。「あなたを抱きしめる日まで」でクーガンと脚本を担当したジェフ・ポープが本作の脚本も担当している。「2人のローマ教皇」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジョナサン・プライスが校長役で出演。もう一人の主人公であるペンギンのフアン・サルバドールは、主に2羽のマゼランペンギンが担当した。










【作品情報】
ペンギン・レッスン
2025年12月5日(金)、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ロングライド
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記事提供元:映画スクエア
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