タイガーも出ていた! 米国で17年ぶりに『スキンズゲーム』が復活 世界のトッププレーヤーが参戦
『スキンズゲーム』が17年ぶりに復活する。サンクスギビング(感謝祭)の翌日、11月28日(金)に南フロリダで開催される。今季の年間王者に輝いたトミー・フリートウッド(イングランド)、ライダーカップで米国チームキャプテンを務めたキーガン・ブラッドリー(米国)、ジャスティン・トーマス(米国)、ザンダー・シャウフェレ(米国)の4人で争われる。
スキンズゲームは、1983~2008年まで行われ、例年トップスター選手が出場している。第一回はアリゾナ州スコッツデールで開催され、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、トム・ワトソン(いずれも米国)、ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)が参戦し、ゴルフファンを沸かせた。
各ホールにスキン(賞金)が懸けられ、4人でスコアを争うのがスキンズゲーム。同スコア(タイ)の選手が出ると次のホールに賞金は持ち越され、他の選手よりも良いスコアを出したときにスキンを獲得する。多くのホールが持ち越される場合も多く、1987年にはリー・トレビノ(米国)が最終ホールでホールインワンを達成し、積み上がっていた11ホールのスキンを一気に獲得した。
フレッド・カプルス(米国)もスキンズゲームの常勝で、1995、96年、99年、2003、04年と5度の優勝、最後の2008年はKJ・チョイ(韓国)が制した。タイガー・ウッズ(米国)も1996年から3度出場したが、大会は一度も制することはなかった。
今年のスキンズゲームもほぼ同様のフォーマットで行われ、各ホールで勝利した選手が賞金を獲得し、タイの場合は次のホールへとキャリーされる。違いは『リバース・パーズ』制度で、4人の選手全員が100万ドルからスタートし、勝敗に応じて賞金総額が増減する仕組みとなる。
サンクスギビングの翌日は『ブラックフライデー』と呼ばれるクリスマス商戦に向けて大セールが開始される日。そのなか世界のトッププレイヤーたちが熱い戦いを繰り広げる。この戦いは『アマゾン・プライムビデオ』で放映される。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。