ムジン(チョン・ギョンホ)、父に頼まれて、おしゃれをして外出する母を尾行し…『労務士ノ・ムジン』第5話

ドラマ『労務士ノ・ムジン』第5話が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で配信された。ムジンが父親から受けた相談は、妻が浮気しているかもしれないから尾行して確認してほしいというものだった。まず実家に帰ったムジンは、母親と年が近そうな女性の幽霊がいることに気づく。母親に話を聞いてみると、その幽霊は同じ職場で最近亡くなった清掃員の先輩、ヨンスクだった。
ウンジャ(チョン・グクヒャン)「クビにならないために、年甲斐もなくこんな服を着て…」と語り…
労務士のムジン(チョン・ギョンホ)の母のウンジャ(チョン・グクヒャン)が、隔週の土曜日になるとおしゃれをして出かけるという。ムジンは、父のテギョン(チェ・ホンイル)から調べてくれと頼まれ、外出するウンジャを尾行。すると、ウンジャは男性や友人たちと、大学の教室へ入っていった。入口では、ウンソク行政室長(パク・ウォンサン)が厳しく服装をチェックし、「これだから、清掃員はばかにされるんです!」と罵られる女性もいた。
その教室は、清掃員が受験する「清掃部業務関連教養テスト」の会場だった。ウンジャたちが入室し、ムジンもこっそり潜り込み、後ろの席に座った。テストが始まると、英語の綴りや、難しい英文字の略語の意味などを問う問題が出され、ウンジャらは問題を解くことができず苦戦。するとムジンは、隣の席で、ウンジャの同僚で、心臓麻痺で亡くなったはずのキム・ヨンスク(カン・エシム)が息を荒げて苦しそうにしている姿を目にした。
幽霊を見ることができるムジンは、幽霊のヨンスクが回顧する情景を見ることに…。ウンソク行政室長がヨンスクの席にやって来て、「おっと、見せてください。キム・ヨンスクさん、お立ちになって。1問も正解してませんね。働きたくないのですか?」と、清掃員らの前でヨンスクを辱めた。そして、ウンソク行政室長が義務教育について問うと、ヨンスクは「小学校は出たが…」と返答。服装についても非難され、ヨンスクは泣き出してしまった。
現実の世界に戻ったムジンは、テスト用紙を持ってその場を後にした。その後、トイレで大学職員らの会話を耳にし、テストがお年寄りが解けない問題にされ、人員削減のために行われていることを知った。テストの終了後、ムジンはウンジャを呼び止め、喫茶店へ一緒に行った。ウンジャは、ムジンにテストのことを恥ずかしくて言えなかったと言い、「当たり前でしょ。クビにならないために、年甲斐もなくこんな服を着て…」と語り出した。
かつて、年老いたミョンスク(シン・ヨンスク)が、中学生の孫娘と暮らしていて清掃の仕事がなければ生きていけないと、他の清掃員らが見る前で、ウンソク行政室長に泣きついても、業務知識習得の不履行で解雇とされた。その姿を見て、テストが0点だったヨンスクは不安を募らせていた。そして、ある日から、ヨンスクは職場に来なくなり、心配になったウンジャがヨンスク宅に駆けつけると、机に突っ伏して倒れていたという。ウンジャの説明を聞き、ムジンは「ただの心臓麻痺じゃない。過剰業務に、テストのストレスだ」と告げた。
ムジンは奮起し、労務士事務所の理事で義妹のヒジュ(ソル・イナ)、映像クリエーターのギョヌ(チャ・ハギョン)と、ウンソク行政室長と面会した。ヨンスクについて「すごいストレスを受けていたそうです。テストの結果をもって、人前で恥をかかせたと…」と切り出しても、ウンソク行政室長は「職務教育の延長」と言い張った。さらにムジンは、落第で解雇したのは不当解雇だと訴えたが、ウンソク行政室長は、「事実でなかったら法的手段をとる」と突っぱねた。ムジンらは清掃員たちに事情を聞き取り、ムジン、ヒジュ、ギョヌの3人は労務士事務所で対策を練っていると、突然ヒジュが、ウンジャの同僚のジャングン(アン・ネサン)に電話をかけた。

【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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