「最後は気持ちで勝ってほしい」井上尚弥の活躍を支える大橋秀行や長谷川穂積が語った想い『THE DAY~勝負の日~』第2話

『THE DAY~勝負の日~』
スポーツのリアリティを完全時系列で描き出す、新感覚のドキュメンタリー『THE DAY~勝負の日~』第2話が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で配信された。選手や関係者など、すべての出来事がリアルタイムで進行していく様を複数台のカメラが、スポーツの奥深さ、そして、アスリートをめぐる物語を描き出す。
井上選手は「相手が強ければ強いほど自分もさらに強くなれる選手」
名古屋IGアリーナで9月14日に行われた井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ「4団体統一世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ」の舞台裏に密着。舞台の成功を影で支えるプロの仕事人たちがそれぞれの想いを語った。
試合開始まで残り9時間45分。施設運営副責任者の本間智美は、名古屋IGアリーナ初の世界戦となる今回のイベントに向けた“ある施策”を担当していた。大型イベントは帰宅時にタクシーが不足しがちになるため、本間はIGアリーナの裏手に新たなタクシー乗り場を設置。また、今回のイベントでは試合の時間によっては最終の新幹線がギリギリの時間になる事が予想されるため、より多くのタクシーを手配したという。
井上選手を誰よりもそばで支える、大橋ボクシングジム会長・大橋秀行もまた、名古屋IGアリーナに駆けつけていた。試合開始まで残り7時間40分。大橋は「ボクサー生活で一番緊張しているかもしれないですね」と言い、前日は眠れなかったと語る。今回のタイトルマッチは厳しく難しい試合になると考える大橋だが「最後は気持ちで勝ってもらいたい」と井上にエールを送り、みんなの応援が力になると微笑んだ。
井上選手と同じくスーパーバンタム級の元世界王者であり、解説を担当する長谷川穂積は現地入りすると「ラスベガスの会場みたい」とIGアリーナの設備に感動。井上選手について「相手が強ければ強いほど自分もさらに強くなれる選手」だと評価し、圧倒するような試合になることを期待した。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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