気分だけでも南国へ! 戦後に復活を遂げた"幻の泡盛御酒"とは?『ワカコ酒 Season9』第11話
イチオシスト
©新久千映/コアミックス©2025「ワカコ酒9」製作委員会『ワカコ酒 Season9』(毎週水曜24:00-ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の第11話が、12月4日に映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で先行配信された。「酒呑みの舌」を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
「は、発酵…!」南国生まれの珍味に驚くワカコ
日に日に寒さが増している今日この頃。こんな夜は気分だけでも南国に行きたい、と考えたワカコ(武田梨奈)はずっと気になっていた沖縄料理のお店『青空』へと向かった。
店内へ入ると、三線で演奏しながら沖縄民謡を歌う先客たちの元気であたたかい賑わいがワカコを迎え入れる。カウンター席に着いたワカコは「心は早くも温まった」とホッとした表情を浮かべ、沖縄ならではのお酒で「さらに温まりたい」とカウンター上に並んだ手書きのメニューに視線を送る。
泡盛をしっかり味わいたいため、氷だけでしっぽり行こうと決めたワカコ。すると『幻の泡盛御酒』と書かれた泡盛が気になり、店員さんに尋ねてみることにした。この泡盛は、一度戦争で全滅したはずの黒麹菌『瑞泉菌』が、戦後、大学の研究室から見つかり、職人たちの手によって復活したものだという。果実のような甘い香りとまろやかな口当たりが美味しいお酒だと店員さんから教えてもらったワカコは、これをロックで注文した。
泡盛のつまみとしてワカコが選んだのは沖縄珍味の『豆腐よう』。乾燥させた豆腐を麹や泡盛などに漬けて熟成させた、沖縄独特の珍味だ。南国独自の食文化とお酒を両方ともに味わえることに「なんて今日は贅沢な夜なんだろう」とワカコは幸せを感じる。
まずは泡盛の香りから楽しむワカコ。沖縄気分が高まる甘い香りにうっとり酔いしれ、まろやかでスッキリした口当たりに思わず顔が綻ぶ。珍味の豆腐ようを小さく削り取り口にすると、「は、発酵…!」とワカコは目を見開く。南国生まれの珍味に南国生まれの強いお酒、一口で"世界が変わる"と感銘を受けたワカコは「ぷしゅ〜」と沖縄気分に浸るのだった。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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