ネクヒロ初! ドラコン賞&ニアピン賞の受賞者は…「流れが来ているので次は私が!」
<みちのくコカ・コーラボトリング × OMNIX GOLF プレゼンツ みちのくコカ・コーラレディース 一日競技◇1日◇メイプルカントリークラブ(岩手県)◇6263ヤード・パー72>
今回のマイナビ ネクストヒロインツアー第10戦では、特別賞が多く用意された。ネクヒロ恒例の最多バーディ賞はもちろん、イーグル賞、ドラコン賞、ニアピン賞、ベストドレッサー賞が設定。ネクヒロ初のドラコン賞は星野瑠菜、ニアピン賞は園田結莉亜が獲得し、『OMNIX GOLF キャディバッグ』が贈られた。
ドラコンは9番パー4で計測。ティイングエリアからは上がって下るようなシチュエーションで、200ヤード付近の落としどころはフェアウェイが絞られている。雨中でランが出ないなか、星野は233ヤードを記録した。
今年からネクヒロに参戦する22歳。プロフィールの得意クラブの欄には『ドライバー』と記するなど、飛距離が持ち味の選手だ。「最近はあまりショットの調子が良くないので、いろいろ修正しながらでしたが、あのホールはいいショットが打てました。後ろが(ドラコン賞を)獲るかなと思っていたけれど、獲られなかったですね(笑)」。身長157センチの標準体型ながら、しなやかなスイングで力強い球を生み出している。
ただ、この日はドライバーでアドバンテージを作るも、2打目以降でチャンスを作ることができず。バーディは1つのみで、2オーバー・16位だった。「ドライバーを頑張って飛ばしても、そこからのバーディ率が少ない。ここを頑張りたいですね」と、自身の課題を再確認する受賞にもなった。
158ヤードのパー3で行われたニアピン賞では、園田が1メートル59センチにつけた。手前のバンカーを越えてすぐのところにピンが切られていたが、6番ユーティリティで果敢に攻めた。「ちょっと当たりが悪くて、『あ~手前かな』と思っていたら、うまく跳ねて転がってくれた。雨で止まってくれていたので、ピンをデッドに狙いました。ニアピン賞もあったので」。少し不安そうに見送った打球は、バンカーを越えて傾斜に跳ね、ピンに向かって転がり、ピタリとついた。
しかし、続くバーディパットはカップのフチに触れるも入らず。「パットがもったいなかったです」と一日を通してグリーン上に苦しめられた。それでも「71」の1アンダー・5位でフィニッシュ。「なんとかアンダーで回れて、また来週につながったかな」と、ネクヒロルーキーは4度目のトップ10入りを決めた。
東北福祉大出身の園田は2001年生まれの24歳。同級生、そして後輩たちも多くネクヒロに出場している。前回大会は同期の郡山瞳が優勝し、今回は「リーグは違ったけれど、全国大会ではいつも会っていました。その時から仲良しです」と、大手前大出身の同い年・神社佐也加(かんじゃ・さやか)が優勝カップを掲げた。「いま流れが来ているので、次は私が先に抜けたいです!」と意気込んだ。(文・笠井あかり)
【特別賞受賞者一覧】
最多バーディ賞 神社佐也加(7バーディ)
イーグル賞 該当者なし
ドラコン賞 星野瑠菜(233yd)
ニアピン賞 園田結莉亜(1m59cm)
ベストドレッサー賞 中山苺衣、中島萌絵、飯島早織
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。