渋野日向子は悔しい滑り出し 来季シードかかる終盤戦「最後まで諦めずに頑張りたい」
<ロッテ選手権 初日◇1日◇ホアカレイCC(ハワイ州)◇6566ヤード・パー72>
1週間のオープンウィークを挟み、米国女子ツアーのハワイ戦が開催されている。現在ポイントランキング102位の渋野日向子にとって、今大会は来季シード権獲得へ向けて重要な一戦となる。第1ラウンドは5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「71」でプレー。1アンダーで2日目に進む。
ホールアウト後、大会放送を行っているWOWOWのインタビューでは「もう少しスコア伸ばしたかったので、すごく悔しい。しっかり修正して、あしたに迎えたいです」と話した。
この日は10番からスタートし、13番でバーディ先行。14番でボギーを喫したものの、18番で取り返して1アンダーで後半に入った。1番パー5では「ギリギリ。びっくりしました。いい風が吹いて、フォローに乗った」と2オンに成功してバーディ。続く2番もスコアを伸ばした。
流れに乗ったかのように見えたが、「ダボだったり、池に入れてしまった。すごくもったいなかった」。4番では目玉となったバンカーからホームランをしてしまい、寄らず入らずのダブルボギー。さらに6番では池ポチャによってボギーを喫した。それでも8番でバーディを奪い、スコアをアンダーパーに戻した。
2022年大会では、キム・ヒョージュ(韓国)と優勝争いを演じ、2位に入った。「その経験を生かしたいんですけど、記憶は薄れていくので(笑)。去年、予選落ちしましたけど、そんなに悪いイメージはない。それすらもあまり覚えていないので。いいイメージだけ持って、あしたはできたらいいな」と前を向く。
2日目は午後スタート。強い風が吹く予報だが、「すごく難しい戦いにはなると思いますけど、いろいろかかっているので。最後まで諦めずに頑張りたいです」と意気込む。
「いろんな人からたくさんのパワーをもらっている。あとは自分次第。もう少し試合で楽しく回れるように頑張りたいです」と笑顔を見せた。来季シード権をかけた終盤戦。重圧を背負いながらも、ファンからの声援を背に上位進出を狙う。
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