アイドルグループ「シャルロット」の一ノ瀬瑠菜が語る初グラビアの記憶「撮影当日の朝、ラーメンとおにぎり二個、食べちゃいました(笑)」
『週刊プレイボーイ』に登場する女性たちに「初グラビア」にまつわるエピソードや当時の想いを聞く連載、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。今回はアイドルグループ「シャルロット」の一ノ瀬瑠菜(いちのせ・るな)さんによる前編。
一ノ瀬さんは小学校5年生の時に事務所に所属し、女優を目指し芸能活動を開始。2022年、高校1年生のときアイドルグループの一員となり、2023年には「シャルロット」として本格的に活動をする。2023年3月、『週刊プレイボーイ』12・13号で初グラビアを披露。その愛らしさはたちまち大きな反響を呼び、1000人だったSNSのフォロワーが1週間で5000人に増えることに。
2023年5月には『ミスマガジン2023』でミスマガジン2023読者特別賞を受賞。アイドル活動を活発に行うと同時に、マンガ誌ほか雑誌の表紙巻頭を飾るなど、グラビア活動も精力的に行なっている。今回はそんな彼女にデビューのきっかけから、初グラビアに関するエピソードを語ってもらった。
『週刊プレイボーイ』12・13号(撮影/カノウリョウマ)より
ーー初グラビアの思い出を中心に、芸能活動やグラビアについて、週プレに登場するみなさんに聞いています。一ノ瀬さんは幼い頃はどんな子供だったんですか?
一ノ瀬 内気な子でしたね。あまり人とは喋らない。学校でもあまりワイワイやるタイプではなかったです。
ーー過去の週プレでの発言によると、野球をやっていたそうですけど。
一ノ瀬 男のコの友達に誘われて、地元の野球チームに入っていました。あとハンドボールもやっていたかな。あ、それとお姉ちゃんがやっていたので真似をして剣道もやっていました(笑)。でもどれも本格的にやったというよりは、遊び程度でしたけどね。
ーー好奇心が旺盛なんですかね。ギターも弾けるそうですけど。
一ノ瀬 それは中学生のときです。小学校卒業後、運動をすべてやめて暇になったので、独学で始めました。中学生の頃は仲のいい友達はいないし、学校にも馴染めなくて、休みがち。ずっと家にいましたね。
ーー芸能活動は、小学5年生の時にスカウトされて始めたとか。
一ノ瀬 はい。お母さんと原宿に行ったらその日のうちに8回、スカウトされたんです。スカウトはそれ以前に何回もあって、いきなり電車の中で声をかけられたこともあったくらい。そんなにされるならやったほうがいいのかなと思い(笑)、事務所に入りました。お母さんは最初、反対したけど、「ルナが意思表示をしたのはこの時が初めてだから」って、すぐ背中を押してくれましたね。
ーー事務所に入った後は、まずレッスンからですか?
一ノ瀬 そうですね。演技のレッスンをいっぱい受けました。レッスンは予想以上に厳しくて、最初は泣いてばかりいたんですけど、中学校くらいから、徐々に楽しくなってきました。演じることが面白くなってきたのと、あと何人か友達ができたんです。しかも話を聞いたらみんな自分と同じ、学校に馴染めないコばかり(笑)。意気投合しちゃって。それで頑張れました。
ーーそこからは順調に?
一ノ瀬 それが......まったくオーディションに受からなくて、落ち込んじゃって。中学2年生の時に環境を変えようと、今の事務所に移籍しました。その後、高校生になった頃、事務所からアイドルグループのメンバーに誘われました。最初は戸惑いましたね。
ーーアイドルに興味はあったんですか?
一ノ瀬 じつはひそかに憧れてはいましたけど、まさか自分がやるとは思っていなくて(笑)。でも面白そうだし、今後を考えたときチャンスかもと思って、やることにしました。私、負けず嫌いなんですよ。せっかく芸能界に入ったんだから、納得いく結果を出したくて。そのためにも挑戦してみようと思ったんです。
ーーなるほど。実際にその後、地道にアイドルとして活動し、一ノ瀬さんの所属する「シャルロット」は最近どんどん勢いづいてきていますよね。さて、グラビアはどういう経緯で挑戦することに?
一ノ瀬 中学3年の頃、事務所の先輩である岡本杷奈さんのグラビアを見て、キレイだな、素敵だなと思ったんです。あとSNSでグラビアの画像が流れてくるんですけど、それも見ていつもいいなと思っていて。もともと女性の体は好きだし、いつか自分もやってみたいと思ってました。事務所の方にも、いつかタイミングがきたら是非って話をしていたんですよね。
ーーその後、ついにそのタイミングが。高校生となり、『週刊プレイボーイ』2023年12・13号で初グラビアを披露することに。
一ノ瀬 はい。編集部さんから声をかけてもらいました。事務所からお話を聞いた時は「え? 初グラビアを週プレで撮ってもらえるの!? 嘘でしょ!」ってまったく信じられなくて。でも本当でした(笑)。すごく嬉しかったですね。
『週刊プレイボーイ』12・13号(撮影/カノウリョウマ)より
ーー撮影に向けて、何か頑張ったことは?
一ノ瀬 それまで水着を着たことがなかったので、スタイルを良くしなきゃって。食事制限は続かないと思ったので、人生初のジムに通いました。ジムは行っちゃえば鍛えている方がたくさんいるじゃないですか。だから自分も頑張ろうってなるし。あと日常的に動くことを意識して、ひたすら歩きました。でも撮影当日の朝、ラーメン食べちゃいましたけど(笑)。
ーーえ? 当日の朝? しかもラーメンを!?
一ノ瀬 はい。その当時、朝は何を食べても太らないと思っていて、朝ごはんをめっちゃ食べていたんですよ。
――当時のインタビューを読むと、その日はラーメンに加え、行きのロケバスの中でおにぎりを2個食べたとか。
一ノ瀬 ......覚えていない。いや、食べました。おにぎり美味しかったですね(笑)。
ーー初グラビアって緊張して何も食べられない人もいますけど、大物ですね(笑)。当日の朝はどんな心境で迎えたんですか?
一ノ瀬 その日は海の撮影があると聞いていたんです。海に行くのは人生で初めて。だからひたすらワクワクしました。行きのロケバスで海を見たときは本当に『進撃の巨人』の気持ちでしたよ。「壁の外には海があるんだ」って感じ(笑)。
ーー撮影現場に着いて、水着を見た時の心境は?
一ノ瀬 へー、水着って意外と小さいんだなって。冷静に見ていましたね(笑)。
ーーそれを着て撮影となるとやはり、恥ずかしかったのでは?
一ノ瀬 いや、それほどでもなかったです。でも撮影前、フィッティングした時は恥ずかしかったかな。水着がというより、何人もの人に"ジロジロ"見られるのが初めてだったので。すぐに慣れましたけど(笑)。
ーーその初グラビアは、海や自然光のきれいなスタジオで、白やイチゴ柄などの水着を着て爽やかな姿を披露する、実に初々しい内容でした。印象に残っていることはあります?
一ノ瀬 最初はどう動いていいかわからなかったので、カメラマンさんの指示に従いながら、ひたすら手探り状態だった記憶がありますね。あと編集さんが「このグラビアが出たら、SNSのフォロワーが5倍になるよ!」とお話ししていたのを覚えています。
ーーおーっ! 編集スタッフが撮影しながら手応えを感じていたんですね。もうアイドル活動は始めていたと思いますけど、当時のSNSフォロワーはどれくらいだったんですか?
一ノ瀬 確か1000人くらいですね。それが週プレさんが出た瞬間、1週間で5000人に。1日700~800人って増えたときもあって、ちょっと怖くなったくらいです。
ーーおーっ、すごい。本当に5倍になったんですね!
一ノ瀬 同時にアイドルグループの動員も増えました。それまで何をやっても満足いく結果を出せてなかったので、とにかく嬉しくて。自分を生かせる場所はグラビアだったんだ!と思いましたね(笑)。
●一ノ瀬瑠菜(いちのせ・るな)
2007年2月26日生まれ 埼玉県出身 身長163㎝ B83 W56 H84 血液型=A型
○アイドルグループ「シャルロット」のメンバー。圧倒的なかわいさが話題になり、大ブレイク。「ミスマガジン2023」読者特別賞を受賞。ファースト写真集『MOIS』(小学館)が発売中!
公式X【@ichinose_luna】
公式Instagram【@ichinose_2266】
公式TikTok【@itinose_2266】
Charlotte公式X【@Charlotte_ljus_】
『愛を込めて』 一ノ瀬瑠菜(シャルロット) 撮影/カノウリョウマ 価格/1100円(税込) 2024年7月に掲載された、週プレ2回目のグラビアアザーカットで構成した一冊。ハンモックのあるのどかなスタジオを使い、ベッドやお風呂でまったり過ごすシーンから、お庭で見せるハツラツとした笑顔までを撮り下ろし。「グラビアが大好き」と公言する彼女の楽しい気持ちと、グラビアへの愛がひしひしと伝わってくる。
『いちごと春』 一ノ瀬瑠菜(シャルロット) 撮影/カノウリョウマ 価格/1100円(税込) 「ずっとグラビアをやりたかったんです」、そう公言する一ノ瀬瑠菜の記念すべき初グラビアを収録。ビーチや自然光の美しいスタジオで、楽しそうにポーズをキメる健気な姿がたっぷり。彼女の輝かしい未来を応援したくなる。
取材・文/大野智己 撮影/荻原大志
記事提供元:週プレNEWS
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