柄本佑主演×新鋭・坂⻄未郁監督。映像から家族の記憶が浮上する「メモリィズ」
イチオシスト
京都造形芸術⼤学(現:京都芸術大学)在学時より注目されてきた坂⻄未郁監督が、初長編として柄本佑を主演に迎え、映像を介した家族の記録と記憶をめぐる物語を紡いだ「メモリィズ」が、6月より全国公開される。超ティザービジュアルと超特報映像が到着した。

脚を骨折した義父の世話をするため、九州の田舎町にやってきた雄太(柄本佑)。義父が営む昔ながらの写真館を手伝いながら、スマホで撮った映像を東京にいる妻子に送る。大きな事件は起きないが、些細な出来事の記録と記憶が連なり、“家族の人生”という長い時間が浮上する──。
〈コメント〉
柄本佑(主演)
「メモリィズ」坂西監督による不思議な作劇による大きな映画です。
全体を包む色気が今作の魅力と思います。
僕といえば作中いっぱい歩きました。歩くって俳優にとって1番難しくて、そんな根源に向き合った本作でもあります。
思い出に決着をつけるまでの映画と言って過言ない作品です。そして、人生は続く。。。
坂⻄未郁監督
⽗の遺品の壊れたフィルムカメラが出てきた。
修理に数ヶ⽉かかり、 戻ってきたカメラでシャッターを押したとき、⽗が撮っていた写真や映像がよみがえりました。
今、⾃分がそのカメラやスマホで撮るものは、どこかに残るだろうか?
「記録する」という⾏為を再認識して、それを映画という形で残したいと思いました。
過ぎていく時間の中で何かを思い出すこと、何かに思いを馳せる⾏為が僕は好きです。
「メモリィズ」
出演:柄本佑
監督・脚本:坂西未郁
製作・配給:リトルモア
宣伝:ヨアケ
製作協力:FOD
特別協力:竹田市
2026年/5.1ch/97分
©︎2026LittleMore
公式サイト:memorizu.jp
記事提供元:キネマ旬報WEB
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