厳選5名店で弾丸ぼんじり!12年ぶりの焼き鳥を求めて聖地へ!:YOUは何しに日本へ?
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。
今回のテーマは、「4大空港完全封鎖で懐かしのアレが回りまくり!スピードも出まくり!本気出しまくり2時間半SP!」。成田・羽田・関空・新千歳でのオール新作150分で、果たして、どんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】厳選5名店で弾丸ぼんじり!12年ぶりの焼き鳥を求め、あの聖地に進出&3000kmの歩き旅が完結!

空港で声をかけたのは、アメリカから来た日本語ペラペラのキヨシ・ケーシーさん(30歳)。母が日本人、父がアメリカ人のハーフで、12年ごぶさたの母方の親戚に会いたいと、3日前に大学で修士号をもらい、速効で第2の故郷に里帰りした。
日本で食べたいものは、ズバリ “ぼんじり”(焼き鳥)。アメリカにはない代物だ。
他の焼き鳥も美味しいが、どうしてもぼんじりのことが頭から離れないキヨシさんは、大学で勉強中も「ぼんじりの味をずっと考えてた!」そう(笑)。ぼんじり巡りについていきたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!

数日後の午後3時、新宿三丁目で再会すると、「今日はぼんじりの大冒険に行きます!」と、ハイテンション! 朝食も昼食も食べずに我慢したので、腹ペコだ。
12年前に初めて食べた思い出の店は閉店になっていたが、代わりに焼き鳥店が多い新宿で店を厳選。さあ、レッツゴーぼんじり!
1軒目は、口コミで評判の高い「鳥田むら」。1947年創業、昭和の趣を残す老舗で、店内に入ったキヨシさんは「結構いい雰囲気。昔っぽくていい感じがする!」とご満悦。
人気メニューは、焼き鳥6本セット(味噌だれねぎまレバーなど)と鳥雑炊だが、注文したのは、もちろん「ぼんじり(塩)3つ」だ。
まずはじっくり眺め、色味も確認。口に運ぶと、まさしく12年前のあの美味しさ!
「柔らかくて口の中で全部溶けちゃう。コレうまい。これで幸せ。おじさんが働いて温泉入る感じと同じ」と例え、感無量。

キヨシさんは、子どもの頃は年に1回来日していた。帰省すると、おじいちゃんが「餃子の王将」や「𠮷野家」など、ジャパニーズグルメを教えてくれたそう。
中でも衝撃的だったのが、ぼんじり。おじいちゃんのお気に入りフレーバーが塩味で、ぼんじりは、まさにおじいちゃんとの思い出の味なのだ。キヨシさんは、味が変わらないように水だけを飲みながら、2分で3本完食した。
満足して店を出ると、いきなりダッシュするキヨシさん。なぜそんなに急ぐのか…なんと「ぼんじり色々食べて、韓国に行きます」というではないか! 親戚と一緒に韓国で3泊してから、万博にも繰り出すそう。というわけで、韓国行きフライトまであと3時間15分、新宿滞在リミットは残り1時間半しかない。

ダッシュで到着した2軒目は、渋い佇まいの「焼き鳥萬太郎」。創業32年、昭和レトロの雰囲気が大人気の焼き鳥居酒屋で、牛すじの煮込みなども人気だ。
注文したのは、当然ぼんじり(塩)3つ。焼き鳥を焼く店員さんに、「ぼんじりとは鶏の尻尾の付け根あたりについている、ぷりっとした三角形の肉だ」と教えてもらった。しかも、1羽から少量しかとれない希少部位で、「鶏肉のトロ」と称されるほどジューシー。
キヨシさんは、前の店とはまた違う味に「このぼんじりは皮に近い。食感とジューシーさがいいね。同じ部位を使っているのに、店によって味や食感が違うのが面白いね。まさに新しい冒険だ!」と舞い上がる。もちろん酒なしで、水を飲みながら2分で完食した。

店を出ると、次は空港へ? と思いきや、「早く食べたい、まだお腹空いた!」(笑)。猛ダッシュで乗り込んだのは、3軒目の「とり処」、そして4軒目の「新宿 ばーる」。ここで新宿滞在リミットは、30分に。

しかし、まだまだ足りない! ダッシュで向かった5軒目は、「地鶏割烹 おはじき新宿」。隠れ家感たっぷりのこちらは、創業18年、あのグルメ漫画「美味しんぼ」にも掲載された名店だ。
人気メニューは、地鶏の唐揚げや特製塩つくねだが、キヨシさんはもちろん、「ぼんじり3本、塩で!」。
注文を待つ間、隣の席のお兄さんに「このお店、よく来ますか?」と話しかけると、なんとたまたま帰省していた店主の息子さんだった。しかも店主の娘さんは店員として働いていて、とてもアットホームな店だ。
届いたぼんじりは、甲州地どりなどをたっぷり使用したぼんじり。ジューシーで、噛むほどに旨みが口に広がる。「ここは完ペキ! やっぱり焼きの技術は本当に奥深いね。じっくり丁寧に火を入れてるから、鶏本来の旨みが感じられる、ウマい」と感激する。
「日本は、どんな食材でも余すことなく調理しようという文化がある。食の世界にはまだ知らない次元がある。そういう心意気って本当に素晴らしい!」とキヨシさん。店主も、キヨシさんの理解の深さをとても喜んでくれた。
滞在リミットまで3分ということで、残念ながら名店を巡る「弾丸ぼんじり」はここまで!「いろんないいお店があって、日本は面白かった。本当に最高だった!」とご満悦のキヨシさん、今度はもっとゆっくり食べにきてね~!
今回のテーマは、「4大空港完全封鎖で懐かしのアレが回りまくり!スピードも出まくり!本気出しまくり2時間半SP!」。成田・羽田・関空・新千歳でのオール新作150分で、果たして、どんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】厳選5名店で弾丸ぼんじり!12年ぶりの焼き鳥を求め、あの聖地に進出&3000kmの歩き旅が完結!

空港で声をかけたのは、アメリカから来た日本語ペラペラのキヨシ・ケーシーさん(30歳)。母が日本人、父がアメリカ人のハーフで、12年ごぶさたの母方の親戚に会いたいと、3日前に大学で修士号をもらい、速効で第2の故郷に里帰りした。
日本で食べたいものは、ズバリ “ぼんじり”(焼き鳥)。アメリカにはない代物だ。
他の焼き鳥も美味しいが、どうしてもぼんじりのことが頭から離れないキヨシさんは、大学で勉強中も「ぼんじりの味をずっと考えてた!」そう(笑)。ぼんじり巡りについていきたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!

数日後の午後3時、新宿三丁目で再会すると、「今日はぼんじりの大冒険に行きます!」と、ハイテンション! 朝食も昼食も食べずに我慢したので、腹ペコだ。
12年前に初めて食べた思い出の店は閉店になっていたが、代わりに焼き鳥店が多い新宿で店を厳選。さあ、レッツゴーぼんじり!
1軒目は、口コミで評判の高い「鳥田むら」。1947年創業、昭和の趣を残す老舗で、店内に入ったキヨシさんは「結構いい雰囲気。昔っぽくていい感じがする!」とご満悦。
人気メニューは、焼き鳥6本セット(味噌だれねぎまレバーなど)と鳥雑炊だが、注文したのは、もちろん「ぼんじり(塩)3つ」だ。
まずはじっくり眺め、色味も確認。口に運ぶと、まさしく12年前のあの美味しさ!
「柔らかくて口の中で全部溶けちゃう。コレうまい。これで幸せ。おじさんが働いて温泉入る感じと同じ」と例え、感無量。

キヨシさんは、子どもの頃は年に1回来日していた。帰省すると、おじいちゃんが「餃子の王将」や「𠮷野家」など、ジャパニーズグルメを教えてくれたそう。
中でも衝撃的だったのが、ぼんじり。おじいちゃんのお気に入りフレーバーが塩味で、ぼんじりは、まさにおじいちゃんとの思い出の味なのだ。キヨシさんは、味が変わらないように水だけを飲みながら、2分で3本完食した。
満足して店を出ると、いきなりダッシュするキヨシさん。なぜそんなに急ぐのか…なんと「ぼんじり色々食べて、韓国に行きます」というではないか! 親戚と一緒に韓国で3泊してから、万博にも繰り出すそう。というわけで、韓国行きフライトまであと3時間15分、新宿滞在リミットは残り1時間半しかない。

ダッシュで到着した2軒目は、渋い佇まいの「焼き鳥萬太郎」。創業32年、昭和レトロの雰囲気が大人気の焼き鳥居酒屋で、牛すじの煮込みなども人気だ。
注文したのは、当然ぼんじり(塩)3つ。焼き鳥を焼く店員さんに、「ぼんじりとは鶏の尻尾の付け根あたりについている、ぷりっとした三角形の肉だ」と教えてもらった。しかも、1羽から少量しかとれない希少部位で、「鶏肉のトロ」と称されるほどジューシー。
キヨシさんは、前の店とはまた違う味に「このぼんじりは皮に近い。食感とジューシーさがいいね。同じ部位を使っているのに、店によって味や食感が違うのが面白いね。まさに新しい冒険だ!」と舞い上がる。もちろん酒なしで、水を飲みながら2分で完食した。

店を出ると、次は空港へ? と思いきや、「早く食べたい、まだお腹空いた!」(笑)。猛ダッシュで乗り込んだのは、3軒目の「とり処」、そして4軒目の「新宿 ばーる」。ここで新宿滞在リミットは、30分に。

しかし、まだまだ足りない! ダッシュで向かった5軒目は、「地鶏割烹 おはじき新宿」。隠れ家感たっぷりのこちらは、創業18年、あのグルメ漫画「美味しんぼ」にも掲載された名店だ。
人気メニューは、地鶏の唐揚げや特製塩つくねだが、キヨシさんはもちろん、「ぼんじり3本、塩で!」。
注文を待つ間、隣の席のお兄さんに「このお店、よく来ますか?」と話しかけると、なんとたまたま帰省していた店主の息子さんだった。しかも店主の娘さんは店員として働いていて、とてもアットホームな店だ。
届いたぼんじりは、甲州地どりなどをたっぷり使用したぼんじり。ジューシーで、噛むほどに旨みが口に広がる。「ここは完ペキ! やっぱり焼きの技術は本当に奥深いね。じっくり丁寧に火を入れてるから、鶏本来の旨みが感じられる、ウマい」と感激する。
「日本は、どんな食材でも余すことなく調理しようという文化がある。食の世界にはまだ知らない次元がある。そういう心意気って本当に素晴らしい!」とキヨシさん。店主も、キヨシさんの理解の深さをとても喜んでくれた。
滞在リミットまで3分ということで、残念ながら名店を巡る「弾丸ぼんじり」はここまで!「いろんないいお店があって、日本は面白かった。本当に最高だった!」とご満悦のキヨシさん、今度はもっとゆっくり食べにきてね~!
記事提供元:テレ東プラス
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