宮崎宣子、早稲田大学大学院MBA卒業を報告「息子抱っこで授与」

元日本テレビアナウンサーで現在フリーとして活躍する宮崎宣子(46)が9月20日、自身のInstagramを更新し、早稲田大学大学院経営管理研究科(WBS)の修了を報告した。
「最高の1日でした」と切り出した投稿では、初めて角帽とガウンに袖を通し卒業式に臨んだ心境を率直に綴っている。
宮崎は「まさか、この日が来るなんて…」と心境を吐露。学部時代を経て一度社会に出た後に選んだ再びの学びは想像以上に厳しいものであったとしつつ、「その分何倍も達成感があった」と振り返った。特に印象的だったのは、長男を抱っこしながらの学位授与。授与式の最中に泣き止まない息子に対応するため夫が会場を出たり戻ったりしたが、最終的に息子を抱いたまま壇上に上がるという予想外の展開になったという。それでも教授陣の温かな声掛けに支えられ、無事に式を終えることができたと感謝を綴った。
「入学した時は一人だった」と振り返る宮崎だが、3年半の歳月で恩師やゼミ仲間、友人、そして家族といった多くの人に囲まれ、卒業の瞬間には多くの支えを実感したと語る。
産後の復学では学びたい授業を受けられないもどかしさもあったが、「できることは精一杯やり切った」と胸を張った。挑戦の原点には「とりあえずやってみる」というシンプルな決断があったとし、その積み重ねが今回の成果につながったと振り返っている。
今回の卒業に際し、宮崎は「今の私があるのは本当に周りのおかげ」と強調。西山教授や相葉教授をはじめとする教員陣、ゼミの仲間、そして育児と勉強を支えた夫への深い感謝を記した。さらに「このMBAを必ず周りへの恩返しとして活用したい」と今後の抱負も述べ、次なる挑戦に意欲を示した。
投稿の最後には「私、お疲れ様ー!よくやった」と自らを労う言葉で締めくくられており、これまでの努力と達成感を象徴する一文となっている。
コメント欄には、「本当にお疲れ様でした。そしてご卒業おめでとうございます」「努力の賜物ですね!尊敬します」「息子さんを抱っこしながらの授与、素敵なエピソードです」といった祝福と称賛の声が相次ぎ、フォロワーからの温かなメッセージが寄せられている。
宮崎は早稲田大学卒業後、2002年に日本テレビへ入社。情報番組やバラエティーで人気を集め、2012年に結婚を機に退社。その後フリーアナウンサーとして活動を続け、2014年に離婚。2018年にはハーブの会社「EMARA」を設立し代表に就任した。2021年に10歳年下のパイロットとの再婚を発表し、翌年には大学院に進学。2023年に第一子となる長男を出産し、2024年に復学していた。数々のライフイベントを経ながらも学びを諦めず、ついにMBA修了を果たした宮崎の姿は、多くの人々に勇気を与えている。
記事提供元:デイリーニュースオンライン
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