高橋真麻、伝説の「隅田川花火大会」びしょ濡れ生中継とテレビの“イジり”への思い

「伊集院光＆佐久間宣行の勝手にテレ東批評」（毎週火曜深夜1時30分）。芸能界イチの“テレ東フリーク”伊集院光と、テレビ東京を退社した人気プロデューサー佐久間宣行が、テレ東の番組を好き勝手に語り合う。ゲストに高橋真麻を迎えた9月16日（火）の放送から、気になる発言をピックアップして紹介！

【動画】高橋真麻、伝説の「隅田川花火大会」びしょ濡れ生中継裏話

高橋真麻、伝説の「隅田川花火大会」生中継

まずは現在開催中、人気レギュラー番組の特番やスペシャル番組をお届けする「4週連続テレ東系秋まつり」の話題から。


「池上彰×吉永小百合 昭和100年」では、昭和の大スター・吉永小百合がテレ東初出演。吉永と会ったことがあるという伊集院は「本当にいるんだってなるね。伝説の生き物みたいな感じだから」と対面の思い出を。佐久間は、某テレビ局で黒柳徹子、美輪明宏、吉川晃司の3人が揃っているのを見た瞬間に「ここで国が生まれるんじゃないか？」と感じたというエピソードを。まるで“神話”の世界!?

こうした注目番組の中から、「ソレダメ！〜あなたの常識は非常識！？〜」（毎週水曜夜6時25分）のMC・高橋真麻が登場。まずは番組進行の中根舞美アナウンサーが番組概要を紹介するが…


高橋は開始当初から番組内容が変わっていること、迷走しているわけではないこと、視聴率がいいことなどを怒涛の勢いで追い説明。「（トークを）引き取るの早すぎじゃないですか？」と爆笑する佐久間に、高橋は「だって全然違うこと言ってるんだもん」と冒頭から飛ばしまくる。
10年続く長寿番組「ソレダメ！」。スタート当初はオードリーと高橋がレギュラーで毎回ゲストを迎えていたが、途中から小籔千豊と増田貴久（NEWS）がレギュラーに。数あるゲストの中からこの2人は「なるべくしてなった」と感じた高橋は「こうやってレギュラーって決まるんだ」と、制作側の気持ちや、出演者としてのあり方について考えさせられたそう。


そして、高橋といえば「隅田川花火大会」。2013年、暴風雨により開始30分足らずで初の中止に。リポーターだった高橋の“びしょ濡れ生中継”は伝説となっている。

中根「私たち（テレビ東京アナウンサー）は『隅田川花火大会』が1年目のデビューなんですが、その時に毎回、研修として真麻さんのこの映像が語り継がれているんです」


高橋「これは皆さんがよく言ってくれすぎですよ。どのアナウンサーも同じ状況だったら明るく楽しくやったと思うんです。だけれども、普通だったら視聴者の方が『こんな雨の中かわいそう』とか『やらせるなんて』となるところを、私は当時のキャラクターも含めて、“なんか面白いね”みたいな感じになったから、明るく楽しくできたっていう」

佐久間「たしかにそうだ。とんねるずにドロップキックくらっていた」

伊集院「局アナ時代からね」


高橋「私、悲壮感ないんですよね。むしろ酷い目に遭っている方がはねるっていうか」

伊集院「もうお笑いの考え方、クロちゃん（安田大サーカス）の考え方だよ」

高橋「私は自分で面白いことを言える人間じゃないので。周りの芸人さんがイジってくれて初めてコンテンツになるタイプの人間なので、イジってもらえなかったら何の意味もないから、昨今のこの流れにちょっと怒りを」

一同爆笑！


高橋「うちの父親（俳優・高橋英樹）も、私が辛い思いになっている方が楽しいみたいで。有吉（弘行）さんとか、とんねるずさんとかにイジられているのをすごく喜んで。それは信頼関係あってのイジりだと分かっているから。テレビのイジりは信頼関係があってできている前提なのに、それを観た子どもたちとか世間の方が、何の信頼関係もなく会社の後輩をイジったり、学校の友達をイジったりするようになっちゃったから、テレビもできなくなっちゃったっていう」

伊集院「そうね」

高橋「イジるなんていう言葉は、今まで世間の方たちは使わなかったわけじゃないですか。押すとか巻くとか、業界用語とかも使うようになったりして、一緒になってきちゃったのかなと思って」


伊集院「俺だって素人の頃はタイムキーパー（TK）も知らないもん。カンペがあることも知らなくて」


高橋「そうですよ、TKって言ったら小室哲哉だったんですよ」

一同爆笑！

その他、高橋のフジテレビの局アナ時代の話も。一番大変だった仕事とその理由に、伊集院も共感！「TVer」、「ネットもテレ東」で無料配信中！お気に入り登録もお忘れなく！

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