「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」で使用率の高いキャロウェイ『クロムツアー』勢を調査、ソフトorハード使用球の内訳は?
<マイナビカップ 最終日(一日競技)◇11日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6351ヤード・パー72>
ツアー外競技マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第8戦「マイナビカップ」が一日競技で開催。48名が出場した中、優勝したのはトータル4アンダーの桑村美穂で、開幕戦に続いて今季「マイナビカップ」で2勝目となった。
「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」では、登録選手に22~27名と多くのキャロウェイのボール使用者がおり、内訳も調べてみた。するとハードなツアーボール『クロムツアーX』派のほうが多く17名(森本天、木下夏帆、菊地レイナ、竹本梨奈、和田純怜、古賀衣桜、石川夢香、淺井美希、臼井蘭世、金井沙也加、横山もも、伊藤花、齋藤愛美、山本彩乃、古賀妃、瀧瀬遥葵、今井鮎美)もいた。
今季ハードなほうの『クロムツアーX』に替えた臼井蘭世は「違和感なくすぐ慣れるくらい扱いやすいし、グリーン周りのアプローチでスピンが効いてくれていい」と、寄せやすさを実感。また、石川夢香は「打感をちゃんと感じられて1Wは飛距離がほしくて前より5ヤード飛ぶようになった」と、飛びを実感。
かたや、ソフトなほうのツアーボール『クロムツアー』派は、確認できた範囲では8名(倉林夏、竹原美悠、小林実夢、小林京加、岡田梨沙、丸山祐香、阿部未来)とハード派よりも少なめだったが、前作『クロムソフト』の使用者も1名いた。
長年ソフト派で『クロムツアー』を使う丸山祐香は「柔らかいんですけど、飛びますよ!」と、【ソフトなほうは飛ばない】思い込みに注意を促す。同じく長くソフト派の竹原美悠は「アプローチの距離感とスピンの効き具合の良さ」から、好みの打感のものは“距離の基準”で中々替えられないよう。
また、打感に並々ならぬこだわりを持つ小林京加も「初めて打った時に、アイアンで当たった時の感触とボールの高さ、距離がイメージと一致しました。あとはスピン。一番の決め手はグリーン周りで、そこもイメージに合いました」と『クロムツアー』を選んでいる。
他のメーカーでは、タイトリスト勢も『プロV1x』派がやや多め。スリクソン勢もハードなほうの『Z-STAR XV』や『Z-STAR♢』派が多く、ブリヂストン勢もハードなほうの『TOUR B X』を選ぶ女子選手が多い中、キャロウェイ勢も飛びとアプローチスピンに定評の『クロムツアーX』が優勢だった。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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