佐久間朱莉が女子ツアー初投入! 男子人気の高い『G.O.S.T.』の新モデルの実力とは?
「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権」に出場している佐久間朱莉が、これまで使用していなかった6Uを投入して、日本シャフトの新モデルも採用。その理由を本人に聞いた。
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今季3勝を挙げ、メルセデス・ランキング1位を走る佐久間が、新たに投入したのは、6番ユーティリティだ。ピンの『G430』(30度)に、日本シャフトの『N.S.プロ モーダス3 ハイブリッドHL』を組み合わせたクラブだ。そもそも6Uを入れた理由は何なのか?
「これまでのセッティングは5Uと6Iだったんですが、6Iは160ヤード、5Uは180ヤードで、その間が空きすぎていました。6Uなら170ヤードを打てるので、その距離を埋めるために入れました」
『N.S.プロ モーダス3 ハイブリッドHL』は、通称『G.O.S.T』(ゴースト)と言われるUTシャフトの新モデル。スチールの安定感にカーボンの速さとやさしさを融合させた日本シャフト製のUT専用シャフトであり。41インチで最軽量のスチールシャフトの上に、特許取得の接着層技術を使って軽量かつ高弾性のカーボンシートを巻き、中間から先がしなって高弾道を可能にしている。
この製法を生かした『G.O.S.T』シャフトはハードスペックのためこれまでは男子プロに人気だった。今回の『HL』はヘッドスピード40m/sでも使いこなせるモデルになっており、その性能に佐久間も惚れ込んでいる。
「『ニトリレディス』で6Uを初めて使ったんですが、そのときはアイアンと同じスチールシャフトを入れていて、ちょっと重かったんです。逆にカーボンシャフトだと飛びすぎて、縦の距離を合わせにくかった。新シャフトは重量もちょうどよく、高さも出て飛び過ぎず、距離をコントロールしやすい。まさにいいとこ取りですね」
6Uを入れる代わりに5Wや50度のウェッジを抜くなど、コースセッティングによって変更するという。「今週のセッティングは405~425ヤードのパー4が多く、セカンドで5Uや6Uを使う場面が基本になると思います」と語った。
第1ラウンドは「74」の2オーバーと出遅れぎみの佐久間。新投入の6Uを武器に第2ラウンド以降、どんな巻き返しを見せてくれるのか注目したい。
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