世界ドラコン王者はロングホールで池ポチャからのバンカーでもパーセーブ 「大切なのはミスにどう対処するか」と持論
世界ドラコン王者に3度輝いているカイル・バークシャー(米国)が自身のインスタグラムを更新。最終18番ホールのパー5では、ミスを重ねながらもしっかりとパーであがったプレーを動画で投稿した。
「私のラウンドはワイルドなフィニッシュとなりました!」と書き始めたバークシャー。この日はミズーリ州にあるペインズバレー・ゴルフ・コースでプレー。故ペイン・スチュアートに敬意を表して名付けられており、タイガー・ウッズの設計事務所がデザインして、2021年にオープンしたパブリックコースだ。
ここまで素晴らしいプレーをしてきたバークシャーは「このまま力強くフィニッシュしたかった」と意気込んで最終ホールに向かった。ティショットには1番アイアンを選んだが「残念なことに、プレッシャーがかかってしまい、優柔不断なスイングをしてしまいました」と悔やむ通り、フィニッシュでクラブを手から離してしまったミスショットは、フックしてそのままウォーターハザードに。
1ペナでドロップをした地点からグリーンまでは248ヤード。ここを9番アイアンで打ったが「ミスは重なってしまい」今度はショートサイドのバンカーに打ち込んでしまった。しかし落ち着きを取り戻したバークシャーは、ここから8フィート(約2.5メートル)に寄せると、パーパットを沈めてこれまでのミスをカバーした。
「私がこの投稿をしたのは、ゴルフがいかにメンタルなゲームであるかを皆さん(そして私自身)に思い出してもらうためです」と記したバークシャー。ほとんどの場合、スコアは悪いショットがあるかどうかによって決まるのではなく、ミスにどう対処するかによって決まるものとの持論を展開した。
「ゴルフというゲームはあなたを打ちのめすでしょう。しかし諦めずに、とにかくプレーを続けてください。そうすれば良いことが起こりますよ!」と最後はすべてのゴルファーに前向きなアドバイスを送って投稿を締めくくった。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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