WEST.・神山智洋“翔太”「もう少し、屋台に甘えたかったー」と弱音。Travis Japan ・中村海人“輝元”が「だめだ!行ってこい」と背中を推す『ミッドナイト屋台1 ~ラ・ボンノォ~』第10話

『ミッドナイト屋台1 ~ラ・ボンノォ~』
『ミッドナイト屋台1 ~ラ・ボンノォ~』第10話が、6月28日に映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。翔太(神山智洋)がパリのレストランで働くことになり、輝元(中村海人)とのコンビも解消に。ようやく屋台が軌道に乗ったところで日本を離れることに少し負い目を感じている翔太だったが、輝徳(竹中直人)や真耶(石田ひかり)からも背中を押され、決意を固める。一方の輝元も新たな目標に向かって動き出す。「1人ではできないことでも2人ならできる」。深夜の屋台でさまざまな客のおなかと心を満たしてきた彼らが、最後に選ぶ未来とは?
翔太は「頼みたい事があってさー」と、陽美(剛力彩芽)に頭を深々と下げた…
屋台の営業最終日に来店することができなかった、常連客の岡部則夫(津田寛治)が、遠海翔太(神山智洋)への別れの挨拶のために、泉楽寺を訪ねて来た。岡部は「飛行機代の足しにして」と、餞別の袋を手渡し、翔太はその袋の中を見て、多額の札束に驚いた。岡部は「青年よ!パリに向けて大志を抱け!」とはなむけの言葉を送った。
翔太は、方丈輝元(中村海人)と2人で外出し、話し込んでいた。輝元は「飛行機とか、言葉とか、不安じゃないの?」と聞くと、翔太は「いや、正直、ちょっと怖い。通用しないんじゃないか、また逃げるんじゃないかって。でも、屋台がまた料理と向き合わせてくれた」と言い、「もう、諦めない。いや、もう少し、屋台に甘えたかったー」と少し弱音を吐くと、輝元は「だめだ!行ってこい」と背中を押した。翔太は「そうだな、進まないと…」と言い、両手で顔を覆う輝元を見て「泣くなよ」と告げた。輝元は「泣いてない」と強がった。
翔太がパリへ旅立つ日、翔太と輝元は、寺の境内にいた。輝元は「そっか、ここで出会ったんだよな」と振り返った。翔太は輝元に握手を求め、2人はしっかり手を握り合った。翔太は「ありがとな」と言って歩き出すと、輝元はしばらく後を追い、立ち止まった。翔太は後ろを振り返るも、笑顔で去って行った。その後、翔太は、幼馴染で人気シェフ・玄田陽美(剛力彩芽)が営むフレンチレストラン「ハルミ」の前にいた。そこにやって来た陽美は「やーなんか、出発前にこうして、会いに来てくれるのって、なんか嬉しい!」と言った。翔太は「頼みたい事があってさー」と切り出し、頭を深々と下げた…。
そして、翔太はバス停にいた。スマホで、寿司屋「鮨遠(しおん)」を営む、父・岳志(寺島進)に挨拶。岳志は「また、食べに来いよ。たた、次は予約してくれ。その方がお前の好きなネタ、用意できっから」と告げた。それから、翔太がベンチに座り、何気なくバッグに手をのせると、何かが入れられている事に気づいた。輝元が用意した弁当箱だった。それを開けると、焦げた卵焼きとおにぎりが入っていた。翔太は微笑みながら「あいつー」とつぶやいた。
その後、翔太から輝元に「パリに到着!いい天気」とスマホでメッセージが送られてきた。輝元は淋しそうだった。ある日、スーツ姿の輝元が「ハルミ」で、面談に臨んでいた。陽美は履歴書を見ながら「ふーん、お寺のお坊さんが、このレストラン『ハルミ』でギャルソン修行か…」と言い、「じゃあ、輝元君!早速、明日のディナーから来て下さい。それでいいですね」と、即採用が決まった。そして、陽美は翔太から輝元を何とかしてやって欲しいと頼まれていたことを明かした…。
ある日、輝元がいつものように、寺の鐘をつこうとすると、どこからともなく鐘をついたような音が聞こえてきた。輝元は、その音のする本堂の方へ近づくと…。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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