最強ヤンキーと最弱オタク!予測不能な運命が交錯する時、何かが起こる⁉『伝説の頭 翔』第1話

『伝説の頭 翔』
令和伝説のヤンキードラマ『伝説の頭 翔』第1話が、7月19日より映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で配信された。令和伝説のヤンキードラマが爆誕!?『クロサギ』『正直不動産』の作者・夏原武のデビュー作『伝説の頭(ヘッド) 翔』満を持して実写化!!1000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム《グランドクロス》を束ねる伝説の頭・伊集院翔(高橋文哉)。かたやクラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人。
この《最強と最弱》の二人が偶然に出会い、容姿がソックリだったためにある日、人生を交換することに!?いじめられるだけの人生から、不良たちがこぞって頭を下げるリーダー・翔としての人生を歩むことになった達人…。まさに、周囲にバレたら一巻の終わりの、究極のミッション・インポッシブルドラマ。はたしてスクールカースト最底辺のいじめられっ子・達人は、《ニセモノ》だとバレずに、喧嘩三昧のヤンキーとしてのタフな毎日を過ごすことはできるのか——?
「人に踏みつけられて生きていく人生を終わらせる」死を決意したオタク少年
ヤンキーが異常発生する地域、『危多漢闘(きたかんとう)』。路地裏では1人のヤンキーが複数人を相手に乱闘を繰り広げていた。1人で立ち向かうヤンキーは、伊集院翔。危多漢闘、最強のチーム『グランドクロス』の頂点に立つ、伝説の頭(ヘッド)だ。危多漢闘ではご当地アイドルユニット・古くさい街角のスケ番ズ(通称・街スケ)も活躍していた。ステージから客席のオタクに罵声を浴びせているのは、街スケで一番人気のメンバー・藤谷彩(関水渚)、通称彩姐。
一方、高架下には、不良グループの高校生に回し蹴りされて腹を抱える17歳の少年、山田達人(高橋文哉)がいた。達人はヤンキーとはほど遠い、オタクな少年だ。1年近く不登校を続けており、両親は海外に単身赴任中…という孤独な達人の心の支えは、街スケ。カツアゲされた達人は、不良に「覚えとけ。この世に男は2種類しかいないんだ。人の上に立つ男と、人の下で這いつくばる男」と言われ、踏みつけられる。しかし、不良が立ち去ったあと、達人は「伊達メガネをかけることで顔面への攻撃は最小限、無抵抗に財布を渡すことで金銭的被害は見せ金数千円」と、靴の中に隠したお金と街スケのライブチケットを嬉しそうに確認し、「つまり、実質僕の勝ち!」と嬉しそうに言うのだった。
「お前らなんて社会に出たら落ちこぼれの底辺確定だっての!」「バーカ!バカバカバカ!!」とヤンキーをけなして叫ぶ達人だが、「それ…このままだと僕もじゃん」と、ふと冷静になる。人に踏みつけられて生きていく人生を終わらせるために、あることを思いついた達人。「9月6日、彩姐の誕生日にすべて終わらせる」。
生誕ライブを見届けた後、死ぬことを決意した達人。後ろから「これ忘れてるよ」と小学生の男の子が声をかける。その手には彩姐のカード。Uターンして忘れ物を受け取ろうとする達人。2人をよけようとして、走って来た1台のバイクが転倒する。救急車を呼ぼうとする達人に、バイクに乗っていた翔は「どこにも連絡するな。いいから病院連れてけよ」と言うのだった。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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