林床に咲く涼しげな森の妖精 六甲高山植物園のレンゲショウマが見ごろ
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ろう細工のような半透明の薄紫の花は、暑い中でも涼しげだ。六甲高山植物園(六甲山観光・神戸市)では、「レンゲショウマ」が見ごろを迎えている。
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ろう細工のような半透明の薄紫の花は、暑い中でも涼しげだ。六甲高山植物園(六甲山観光・神戸市)では、「レンゲショウマ」が見ごろを迎えている。
レンゲショウマはキンポウゲ科の多年草で、1属1種の日本の固有種。東北地方南部から中部地方までに点々と分布していて、近畿地方では奈良県大峰山の石灰岩地にのみ自生しているという。蓮に似た花の直径は3cmほどで、下向きに咲く姿がけなげでかわいい。カメラマンにもファンの多い花だ。林床の木漏れ日の中で花が揺れる様子は、猛暑に疲れた気持ちを癒やしてくれる。同園での見ごろは8月下旬までの見込みだ。
レンゲショウマに似た黄色の花が咲くことから名付けられた「キレンゲショウマ」も、まもなく見ごろになる。園には約3000株が栽培されていて、栽培下では日本最大の群落だ。
六甲山上では、8月23日(土)から、自然とともに現代アート作品を楽しめる芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」も開催される。国内外で活躍する約60組のアーティストによる多彩な作品の展示を楽しめる。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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