松山英樹は“+3”も『66』で110位→暫定41位「ギリギリだと思うけど…」 米男子2日目は雷雨の影響で順延
<ウィンダム選手権 2日目◇1日◇セッジフィールドCC(米ノースカロライナ州)◇7131ヤード・パー70>
米国男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦は第2ラウンドは、雷雨により競技は一時中断され、再開のめどが立たず、順延となった。翌日土曜日の午前7時30分に再開予定となっている。
イーブンパー・110位で2日目を迎えた松山英樹は、7バーディ・1トリプルボギーの「66」をマークし、トータル4アンダー・暫定41位に浮上している。
11番パー4では、ティショットを右のOBゾーンに打ち込み、打ち直しも左の林へ。5オン2パットのトリプルボギーを叩いたが、その後は立て直し、3番、5番でバーディ。6番パー4では2打目をカップ手前20センチに寄せ、ギャラリーを沸かせた。後半は4つスコアを伸ばし、終わってみれば大きく順位を押し上げた。
ホールアウト後は「5アンダーぐらいが予選通過のラインかなと思っていた。OBはよくなかったけど、そのあと上手く戻せたのでよかった」と振り返る。ショットの感触については「きのうのほうが良かった。きょうも驚くほどいいわけじゃないけど、うまく打てている」と話した。初日の110位からの巻き返しで、予選通過は濃厚な情勢。「ギリギリだと思うけど、あしたしっかり伸ばして上位に行けるように頑張りたい」と意気込んだ。
そのほかの日本勢は、金谷拓実が前半9ホールを消化しトータル2アンダー・暫定82位タイ。久常涼は14ホールを消化しトータル2オーバー・暫定128位タイにいる。
トータル14アンダー・暫定単独首位にキャメロン・ヤング(米国)。1打差2位に連覇がかかるアーロン・ライ(イングランド)、2打差3位タイにイム・ソンジェ(韓国)、マック・マイズナー(米国)と続いている。
世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)、同2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)ら世界トップ5からは誰も出場していない。
今大会終了後のフェデックスカップランキング(ポイントレース)の上位70人が来季フルシード権を獲得し、プレーオフシリーズ初戦「フェデックス・セントジュード選手権」の出場権が与えられる。
今大会の賞金総額は820万ドル(約12億3596万円)。優勝者には147万6000ドル(約2億2248万円)が贈られる。
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