大西流星(なにわ男子)コテコテの関西弁は「自分の中にアンミカさんを召喚」:能面検事
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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ドラマ9「能面検事」(毎週金曜午後9時)で、主人公の検事・不破俊太郎(上川隆也)が務める大阪地検総務部の事務官・前田拓海を演じる大西流星さん(なにわ男子)にインタビュー!

【動画】まだ間に合う!上川隆也主演、大西流星出演「能面検事」ダイジェスト
「能面検事」第4話より
――今回、大阪地検の事務官役を演じるにあたっての思いは?
「まさか“23歳の自分に事務官の役をいただけるなんて!”という驚きと、“大西流星でもやっていいんだ”という嬉しさがありました。これまでは学生役が多かったので、ようやくお仕事ドラマのお話をいただけて、こうやって成長したんだな、大人になってきたんだなと実感しています。
こうした作品の知識や経験がないので、検事ものや事件を扱うドラマを見て、若手事務官の立ち回りなどを勉強しました。難しい専門用語には苦戦していますが、意味を知らないとお芝居が噛み合わなくなってくるので、スマホで調べて台本にメモ書きして。イントネーションは現場で相談したり、関西弁の講師の方に確認して…という繰り返しです。初めての挑戦ですが、自分が成長できていると感じています」
――関西弁でのお芝居は、いかがですか?
「持ち前の関西弁を活かせることは嬉しいですね。これまでお芝居では標準語しか使ってこなかったので、関西弁でのお芝居は逆に新鮮です。初めの頃、監督に『このワード、標準語になっていたよ』と言われて、“関西人としてなんてことをしているんだ…”と自分で自分を叩きたいくらいで、“マシマシの関西弁でいかないと”と思ったんです。
そこからは、セリフをコテコテの関西弁に変換するために、自分の中に一回アンミカさんを召喚させています。“大西、なんかいつもより関西弁強くない?”と感じる方もいると思いますが、多分そのせいだと思います(笑)」
――関西弁の講師の方もいらっしゃるんですか?
「仁科課長役の観月(ありさ)さんは東京の方なので、シーンごとに関西弁を確認されています。大変な作業だと思うので、少しでも力になれればと自分も関西弁のアドバイスみたいなことはさせていただいています。講師の方の仕事を奪ってしまっている感じがして申し訳ないなという気持ちもあるんですけど、自分の地元の言葉でもあるから誇りを持ちながら、できることはやりたくて」
――スーツ姿でのお芝居も新鮮です。スーツだからこそのヘアメイクなどのこだわりはありますか?
「スーツを着ると、自然と背筋が伸びて、キリッとした表情をしないといけないなという気持ちになります。今回は、髪型もセンター分けでさらっと爽やかな感じで、自分の中では“ザ・爽やか公務員”というイメージです。若手事務官の“爽やかさ”を出すため、風になびいている感じを意識しています。普段、スーツを着る機会は少ないですが、スーツのCMをさせていただいているので“しっかり着こなさないと”という気持ちです」
「能面検事」第4話より
――原作小説や、ドラマの台本を読んでのご感想は?
「『能面検事』というワードが強くて、“一体どういうことなんだろう?”というところから読み始めました。その名の通り、上川さん演じる不破検事が表情ひとつ変えずに、誰に対しても感情を動かさずに事件に向き合っていく。周りからは不思議に思われていたとしても、その姿がプロフェッショナルでかっこいいと思いました。ただ事件を解決する物語ではなく、ひと癖ある面白さと新鮮さがある作品です」
――上川さんや、新米事務官役の吉谷彩子さんたち年上の方が多い現場ですが、共演者のみなさんとの撮影中の雰囲気は?
「現場の雰囲気はすごくいいです。上川さんはいつもフレンドリーに話しかけてくださるのですが、撮影が始まると全く表情が変わらなくなるので驚いています。どっちが本当の上川さんなんだろう?と思うくらい瞬時に役に入られるので、改めてすごい役者さんだなと感じています。
上川さんが『検事ものは堅くなりがちだけど、前田くんたちが関西弁で話す場面は力を抜いて見られる面白いシーンなので楽しんでやってください』みたいなことを言ってくださって。最初は“検事ものだから、しっかり筋を通していかないと”と気負っていたのですが、その言葉があったからこそリラックスしてお芝居できました。
刑事部の事務官役の吉谷(彩子)さんとはフランクに会話する機会が多いので、初めからお芝居がしやすかったですし、息はぴったりだと思います。
もともと年上の方と話すのが好きなんです。学ぶことばかりですし、聞き上手な方が多いので、同世代より打ち解けるスピードは早いのかなと思います」
――どんな会話をされているんですか?
「何気ない日常の会話もしますし、ロケ中に犬が通ったら好きな犬の話が始まったり。オフの時はゆるい話ばかりしています」
「能面検事」第4話より
――大西さんが演じる前田事務官は不破検事の隠れファンですが、どんなところが魅力なのか、お芝居の中で感じたところはありますか?
「不破検事がちょっと不思議そうにしていたり、事件の場に自分から出向いている時は、“これは何かあるぞ!”みたいなワクワクと、“不破さんなら大丈夫”という絶対的な信頼感があるんです。
“自分も見透かされているんじゃないか”と、ちょっと恐れるような部分も少しあって。面白い上下関係だし、そうしたところが前田くんが成長できるポイントなのかなと思います。前田くんも自分なりに動こうとしていたり、何か自分にできることはあるのかと考えたりするんですが、そういう動きをすると不破さんに察知されるんです。不破さんの視野は360度以上あると思います。見えないものまで見えているんじゃないかな(笑)」

今夜放送、ドラマ9「能面検事」(毎週金曜午後9時)第4話は?
第4話
不破(上川隆也)は留学生による戸籍売買が絡んだ刺殺事件を担当することに。一方、岸和田の国有地をめぐる収賄疑惑が世間を騒がせ、便宜を図ったとされる近畿財務局の安田(少路勇介)が被疑者として浮上する。高峰(竹財輝之助)ら大阪地検特捜部が近畿財務局を家宅捜索することに。全く関係が無いように思われた二つの事件は繋がり、やがて検察を揺るがす大事件へと発展する…。
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【プロフィール】
大西流星(おおにし・りゅうせい)
2001年8月7日 生まれ。兵庫県出身。アイドルグループ「なにわ男子」のメンバー。主な主演作・出演作は、ドラマ「メンズ校」(テレビ東京)、「夢中さ、きみに。」(毎日放送)、「彼女、お借りします」(テレビ朝日系)、「紅さすライフ」(日本テレビ系)、「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS系)、主演映画「恋を知らない僕たちは」(2024年公開)など。
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【動画】まだ間に合う!上川隆也主演、大西流星出演「能面検事」ダイジェスト
関西弁でのお芝居は逆に新鮮

――今回、大阪地検の事務官役を演じるにあたっての思いは?
「まさか“23歳の自分に事務官の役をいただけるなんて!”という驚きと、“大西流星でもやっていいんだ”という嬉しさがありました。これまでは学生役が多かったので、ようやくお仕事ドラマのお話をいただけて、こうやって成長したんだな、大人になってきたんだなと実感しています。
こうした作品の知識や経験がないので、検事ものや事件を扱うドラマを見て、若手事務官の立ち回りなどを勉強しました。難しい専門用語には苦戦していますが、意味を知らないとお芝居が噛み合わなくなってくるので、スマホで調べて台本にメモ書きして。イントネーションは現場で相談したり、関西弁の講師の方に確認して…という繰り返しです。初めての挑戦ですが、自分が成長できていると感じています」
――関西弁でのお芝居は、いかがですか?
「持ち前の関西弁を活かせることは嬉しいですね。これまでお芝居では標準語しか使ってこなかったので、関西弁でのお芝居は逆に新鮮です。初めの頃、監督に『このワード、標準語になっていたよ』と言われて、“関西人としてなんてことをしているんだ…”と自分で自分を叩きたいくらいで、“マシマシの関西弁でいかないと”と思ったんです。
そこからは、セリフをコテコテの関西弁に変換するために、自分の中に一回アンミカさんを召喚させています。“大西、なんかいつもより関西弁強くない?”と感じる方もいると思いますが、多分そのせいだと思います(笑)」
――関西弁の講師の方もいらっしゃるんですか?
「仁科課長役の観月(ありさ)さんは東京の方なので、シーンごとに関西弁を確認されています。大変な作業だと思うので、少しでも力になれればと自分も関西弁のアドバイスみたいなことはさせていただいています。講師の方の仕事を奪ってしまっている感じがして申し訳ないなという気持ちもあるんですけど、自分の地元の言葉でもあるから誇りを持ちながら、できることはやりたくて」
――スーツ姿でのお芝居も新鮮です。スーツだからこそのヘアメイクなどのこだわりはありますか?
「スーツを着ると、自然と背筋が伸びて、キリッとした表情をしないといけないなという気持ちになります。今回は、髪型もセンター分けでさらっと爽やかな感じで、自分の中では“ザ・爽やか公務員”というイメージです。若手事務官の“爽やかさ”を出すため、風になびいている感じを意識しています。普段、スーツを着る機会は少ないですが、スーツのCMをさせていただいているので“しっかり着こなさないと”という気持ちです」
不破検事の隠れファン

――原作小説や、ドラマの台本を読んでのご感想は?
「『能面検事』というワードが強くて、“一体どういうことなんだろう?”というところから読み始めました。その名の通り、上川さん演じる不破検事が表情ひとつ変えずに、誰に対しても感情を動かさずに事件に向き合っていく。周りからは不思議に思われていたとしても、その姿がプロフェッショナルでかっこいいと思いました。ただ事件を解決する物語ではなく、ひと癖ある面白さと新鮮さがある作品です」
――上川さんや、新米事務官役の吉谷彩子さんたち年上の方が多い現場ですが、共演者のみなさんとの撮影中の雰囲気は?
「現場の雰囲気はすごくいいです。上川さんはいつもフレンドリーに話しかけてくださるのですが、撮影が始まると全く表情が変わらなくなるので驚いています。どっちが本当の上川さんなんだろう?と思うくらい瞬時に役に入られるので、改めてすごい役者さんだなと感じています。
上川さんが『検事ものは堅くなりがちだけど、前田くんたちが関西弁で話す場面は力を抜いて見られる面白いシーンなので楽しんでやってください』みたいなことを言ってくださって。最初は“検事ものだから、しっかり筋を通していかないと”と気負っていたのですが、その言葉があったからこそリラックスしてお芝居できました。
刑事部の事務官役の吉谷(彩子)さんとはフランクに会話する機会が多いので、初めからお芝居がしやすかったですし、息はぴったりだと思います。
もともと年上の方と話すのが好きなんです。学ぶことばかりですし、聞き上手な方が多いので、同世代より打ち解けるスピードは早いのかなと思います」
――どんな会話をされているんですか?
「何気ない日常の会話もしますし、ロケ中に犬が通ったら好きな犬の話が始まったり。オフの時はゆるい話ばかりしています」

――大西さんが演じる前田事務官は不破検事の隠れファンですが、どんなところが魅力なのか、お芝居の中で感じたところはありますか?
「不破検事がちょっと不思議そうにしていたり、事件の場に自分から出向いている時は、“これは何かあるぞ!”みたいなワクワクと、“不破さんなら大丈夫”という絶対的な信頼感があるんです。
“自分も見透かされているんじゃないか”と、ちょっと恐れるような部分も少しあって。面白い上下関係だし、そうしたところが前田くんが成長できるポイントなのかなと思います。前田くんも自分なりに動こうとしていたり、何か自分にできることはあるのかと考えたりするんですが、そういう動きをすると不破さんに察知されるんです。不破さんの視野は360度以上あると思います。見えないものまで見えているんじゃないかな(笑)」

今夜放送、ドラマ9「能面検事」(毎週金曜午後9時)第4話は?
第4話
不破(上川隆也)は留学生による戸籍売買が絡んだ刺殺事件を担当することに。一方、岸和田の国有地をめぐる収賄疑惑が世間を騒がせ、便宜を図ったとされる近畿財務局の安田(少路勇介)が被疑者として浮上する。高峰(竹財輝之助)ら大阪地検特捜部が近畿財務局を家宅捜索することに。全く関係が無いように思われた二つの事件は繋がり、やがて検察を揺るがす大事件へと発展する…。
第1話と最新話、第1話~第3話までのダイジェストを、「TVer」、「ネットもテレ東」で無料配信中! お気に入り登録をお忘れなく!
【プロフィール】
大西流星(おおにし・りゅうせい)
2001年8月7日 生まれ。兵庫県出身。アイドルグループ「なにわ男子」のメンバー。主な主演作・出演作は、ドラマ「メンズ校」(テレビ東京)、「夢中さ、きみに。」(毎日放送)、「彼女、お借りします」(テレビ朝日系)、「紅さすライフ」(日本テレビ系)、「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS系)、主演映画「恋を知らない僕たちは」(2024年公開)など。
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